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関連情報
ローカル ネットワークへのカタログの追加 、p. 55
ベースラインの作成
ベースラインは、そのカタログに関連付けられたデバイスまたはデバイスのグループのセットです。ベースラインは、そのベースラ
インのデバイス用のファームウェアおよびドライバーのコンプライアンス評価のために作成され、カタログで指定されたバージョン
に対して使用されます。ベースラインを作成するには、次の手順を実行します。
メモ: OpenManage Enterprise で任意のタスクを実行するには、必要なユーザー権限を持っている必要があります。「役割ベー
スの OpenManage Enterprise ユーザー権限 、p. 15」を参照してください。
メモ: ファームウェアやドライバーのバージョンがカタログのバージョンよりも前である非対応デバイスは、自動的にはアップ
デートされません。ユーザーがファームウェアのバージョンをアップデートする必要があります。デバイスまたは環境が勤務
時間中にオフラインになってしまうのを防ぐため、メンテナンス時にデバイスのファームウェアをアップデートすることをお
勧めします。
1. ファームウェア で、ベースラインの作成 をクリックします。
2. [アップデート ベースラインの作成]ダイアログ ボックスで、次の手順を実行します。
a. ベースライン情報 セクションで、次のように実行します。
i. カタログ ドロップダウンメニューから、カタログを選択します。
ii. このリストにカタログに追加するには、追加 をクリックします。「ファームウェアカタログの管理」を参照。
iii. ベースライン名 ボックスに、ベースラインの名前を入力し、説明を入力します。
iv. [次へ]をクリックします。
b. ターゲット セクションで次のように実行します。
• ターゲットデバイスを選択する場合:
i. デバイスの選択 を選択してから、デバイスの選択 ボタンをクリックします。
ii. デバイスの選択 ダイアログボックスには、OpenManage Enterprise、IOM により監視されるすべてのデバイスと、静
的グループまたはクエリグループの下のデバイスが各グループに表示されます。
iii. 左側のペインで、カテゴリ名をクリックします。そのカテゴリのデバイスが、作業中のペインに表示されます。
iv. デバイスに対応するチェックボックスを選択します。選択したデバイスは 選択済みのデバイス タブのリストに表示
されます。
• ターゲットデバイスグループを選択する場合:
i. グループの選択 を選択してから グループの選択 ボタンをクリックします。
ii. グループの選択 ダイアログボックスには、OpenManage Enterprise、IOM により監視されるすべてのデバイスと、静
的グループまたはクエリグループの下のデバイスが各カテゴリに表示されます。
iii. 左側のペインで、カテゴリ名をクリックします。そのカテゴリのデバイスが、作業中のペインに表示されます。
iv. グループに対応するチェックボックスを選択します。選択したグループは 選択したグループ タブのリストに表示さ
れます。
3. [終了]をクリックします。
ベースラインを作成するためにジョブが作成されたというメッセージが表示されます。
ベースラインの表には、デバイスとベースラインジョブに関するデータが表示されます。フィールドの定義については、「ファー
ムウェアのベースラインフィールドの定義 、p. 154」を参照してください。
ベースラインの削除
[設定] > [ファームウェア/ドライバーのコンプライアンス]ページのデバイス ベースラインを削除して、関連付けられているカ
タログからデバイスの関連付けを解除することができます。
メモ: OpenManage Enterprise で任意のタスクを実行するには、必要なユーザー権限を持っている必要があります。参照先 役
割ベースの OpenManage Enterprise ユーザー権限 、p. 15
ベースラインを削除するには、次の手順を実行します。
1. [ファームウェア/ドライバーのコンプライアンス]ページにリストされているベースラインからベースラインを選択します。
2. [削除]をクリックして、確認プロンプトで[はい]をクリックします。
削除されたベースラインは、[ファームウェア/ドライバーのコンプライアンス]ページから削除されます。
58 デバイスのファームウェアおよびドライバーの管理