Users Guide
• 最後の状態:電源接続が失われたときに、最後に記録されたデバイスの正常性を表示します。
• 不明:デバイスのステータスが「不明」になった際に最後に記録されたデバイスの正常性を表示します。iDRAC との接続
は失われ、デバイスが OpenManage Enterprise で今後は監視されなくなると、デバイスは OpenManage Enterprise に対し
て「不明」となります。
d. 変更を設定に保存するには[適用]を、デフォルトの属性にリセットするには[破棄]をクリックします。
3. 検出の設定:[検出の設定]を展開して、[一般的なデバイス ネーミング]設定と[サーバーのデバイス ネーミング]設定を行
います。このデバイス ネーミングは、検出した iDRAC やその他のデバイスを特定するために、OpenManage Enterprise によって
使用されます。
メモ: デバイス ネーミングで選択する一般的なデバイス ネーミングとサーバーのデバイス ネーミングの選択は独立してお
り、互いに影響をおよぼすことはありません。
a. 一般的なデバイス ネーミングは、iDRAC 以外のすべての検出デバイスに適用されます。次のネーミング モードのいずれかを
選択します。
• DNS 名を使用する場合は[DNS]。
• NetBIOS 名を使用する場合は[Instrumentation(NETBIOS)]。
メモ:
• 一般的なデバイス ネーミングのデフォルト設定は[DNS]です。
• 検出されたデバイスに、上記の設定に対応する DNS 名も NetBIOS 名も設定されていない場合は、アプライアンス
は IP アドレスを使用してデバイスを特定します。
• [一般的なデバイス ネーミング]で[Instrumentation(NetBIOS)]オプションを選択すると、シャーシ デバイス
の場合、[すべてのデバイス]ページでデバイス名エントリーとしてそのシャーシ名が表示されます。
b. サーバーのデバイス ネーミングは iDRAC にのみ適用されます。検出した iDRAC に対して、次のいずれかのネーミング モード
を選択します。
• iDRAC ホスト名を使用する場合は[iDRAC ホスト名]。
• システム ホスト名を使用する場合は[システム ホスト名]。
メモ:
• iDRAC デバイスに対するデフォルトのネーミング設定は[システム ホスト名]です。
• iDRAC に、上記の設定に対応する iDRAC ホスト名もシステム ホスト名も設定されていない場合は、アプライアン
スは IP アドレスを使用して iDRAC を特定します。
c. 無効なデバイスのホスト名と共通の MAC アドレスを指定するには、[詳細設定]を展開します。
i. [無効なデバイスのホスト名]に、カンマで区切って 1 つ以上の無効なホスト名を入力します。デフォルトでは、無効な
デバイスのホスト名のリストが設定されます。
ii. 共通の MAC アドレス で、カンマで区切って共通の MAC アドレスを入力します。デフォルトでは、共通の MAC アドレ
スのリストが設定されます。
d. 変更を設定に保存するには[適用]を、デフォルトの属性にリセットするには[破棄]をクリックします。
4. サーバーから開始される検出。次のいずれかの検出承認ポリシーを選択します。
• 自動:iDRAC ファームウェア バージョン 4.00.00.00 がインストールされた、コンソールと同じネットワーク上にあるサーバー
を、コンソールが自動的に検出できるように設定します。
• 手動:サーバーをユーザーが手動で検出するように設定します。
• 変更内容を保存するには[適用]を、デフォルトの属性にリセットするには[破棄]をクリックします。
5. MX7000 のオンボード プリファレンス:コンソール プリファレンスがオンボードの場合の MX7000 シャーシでのアラート転送
動作を、次のうちから 1 つ指定します。
• すべてのアラートを受信
• 「シャーシ」カテゴリーのアラートのみを受信
6. SMB 設定:ネットワーク通信用に使用する必要があるサーバー メッセージ ブロック(SMB)バージョンを、次のうちから 1 つ
選択します。
• V1 を無効化:SMBv1 が無効化されます。アプライアンスではこれがデフォルトで選択されています。
• V1 を有効化:SMBv1 が有効化されます。
メモ: シャーシや、iDRAC バージョン 2.50.50.50 以前が動作している PowerEdge YX2X および YX3X サーバーとの通信が
必要なタスクを開始するには、事前に[SMB 設定]で SMBv1 を有効にしておく必要があります。詳細については、「コン
ソールプリファレンスの管理 、p. 140」および「Dell EMC PowerEdge サーバーの汎用命名規則 、p. 158」を参照してくださ
い。
7. E メール送信者設定:E メール メッセージを送信しているユーザーのアドレスを設定するには、次の手順を実行します。
OpenManage Enterprise アプライアンス設定の管理 141