Users Guide
OpenManage Enterprise では ID プールを利用して、サーバ導入に使用したデバイステンプレートに仮想識別情報を自動的に割り当て
ます。
ID プールの作成
1 つ以上の仮想 ID タイプで構成される ID プールを作成することができます。
仮想 ID タイプのプールは、次の手順で作成します。
1. 設定 ページで、ID プール をクリックします。
2. 作成 をクリックします。
3. ID プールの作成 ダイアログボックスの プール情報 で、次の手順を実行します。
a) ID プールの固有の名前と適切な説明を入力します。
b) 次へ をクリックします。
4. イーサネット セクションで、次の手順を実行します。
a) MAC アドレスを含めるには、イーサネット仮想 MAC アドレスを含める チェックボックスをオンにします。
b) 開始 MAC アドレスを入力し、作成する仮想 MAC ID の数を指定します。
5. iSCSI セクションで、次の手順を実行します。
a) iSCSI MAC アドレスを含めるには、iSCSI MAC アドレスを含める チェックボックスをオンにします。
b) 開始 MAC アドレスを入力し、作成する iSCSI MAC アドレスの数を指定します。
c) iSCSI イニシエータの設定 を選択し、IQN プレフィックスを入力します。
d) iSCSI イニシエータ IP プールを有効にする を選択し、ネットワークの詳細を入力します。
メモ: iSCSI イニシエータ IP プールは IPv6 アドレスをサポートしていません。
6. FCoE セクションの場合で、以下の手順を実行します。
a) FCoE ID を含めるには、FCoE ID を含める チェックボックスをオンにします。
b) 開始 MAC アドレスを入力し、作成する FCoE ID の数を指定します。
メモ: WWPN および WWNN アドレスは、それぞれ MAC アドレスに 0x2001 および 0x2000 をプレフィックスとして
付けることによって生成されます。
7. Fibre Channel セクションで、以下の手順を実行します。
a) FC ID を含めるには、FC ID を含める チェックボックスをオンにします。
b) ポストフィックスオクテット(6 オクテット)とともに、作成する WWPN アドレスと WWNN アドレスの数を入力します。
メモ: WWPN および WWNN アドレスは、用意されたポストフィックスに、それぞれ 0x2001 および 0x2000 をプレフ
ィックスとして付けることによって生成されます。
ID プールが作成され、ID プール タブにリストされます。
ID プールの作成 - ファイバチャネル
ファイバチャネル(FC)アドレスを ID プールに追加できます。FC は WWPN/WWNN アドレスで構成されています。
FC ID を含める FC アドレスを ID プールに追加するには、このチェックボックスを選択します。
Postfix(6 オクテッ
ト)
Postfix の入力は次のいずれかの形式で行います。
• AA:BB:CC:DD:EE:FF
• AA-BB-CC-DD-EE-FF
• AABB.CCDD.EEFF
Postfix の最大長は 50 文字です。このオプションは、FC ID を含める チェックボックスが選択されている場
合にのみ表示されます。
WWPN/WWNN ア
ドレスの数
WWPN または WWNN アドレスの数を選択します。アドレスは、1 ~ 5000 の間で設定できます。
このオプションは、FC ID を含める チェックボックスが選択されている場合にのみ表示されます。
デバイス設定テンプレートの管理 59