Users Guide
メモ: OpenManage Enterprise で任意のタスクを実行するには、必要なユーザー権限を持っている必要があります。「役割ベー
スの OpenManage Enterprise ユーザー権限」を参照してください。
デバイス導入テンプレートを導入する前に、次の項目を確認してください。
• デバイス導入テンプレートの作成またはサンプルテンプレートのクローニングが完了している。「リファレンスデバイスからの
テンプレートの作成」を参照してください。
• 対象のデバイスが「OpenManage Enterprise の導入のための最小システム要件」に記載されている要件を満たしている。
• OpenManage サーバ設定管理ライセンスが目的のデバイスにインストールされている。
注意: 適切なデバイスだけが導入に選択されていることを確認します。再利用のベアメタルデバイスに設定テンプレートを導
入すると、その後デバイスを元の設定に戻すことができなくなる可能性があります。
メモ: MX7000 シャーシテンプレートの導入時は、次の点に注意してください。
• ターゲットデバイスになれるのは、リード MX7000 シャーシのみです。
• MX7000 シャーシがグループから削除されている場合は、OpenManage Enterprise で再度検出する必要があります。
• MX7000 シャーシのユーザーは、テンプレートで設定されているユーザーで置き換えられます。
• インポートされた Active Directory の設定は、シャーシプロファイルの値に置き換えられます。
1. 設定 > 導入 ページのテンプレート一覧で、導入するテンプレートに対応するチェックボックスを選択して、テンプレートの導入
をクリックします。
2. テンプレートの導入:<テンプレート名> ダイアログボックスの ターゲット の下で、次の手順を実行します。
a) 選択 をクリックし、ジョブのターゲット ダイアログボックスでデバイスを選択します。「ターゲットデバイスおよびデバイ
スグループの選択」を参照してください。
b) デバイステンプレートの導入時、設定変更によりサーバの強制的な再起動が必要になる場合があります。サーバを再起動し
ない場合は、ホスト OS の強制再起動をしない オプションを選択します。
ホスト OS の強制再起動をしない オプションを選択すると、サーバの正常な再起動が試行されます。再起動に失敗した場
合、テンプレート導入タスクを再実行する必要があります。
c) 次へ をクリックします。
3. 対象のデバイスがサーバの場合は、ネットワーク ISO からの起動 セクションで次の手順を実行します。
a) ネットワーク ISO からの起動 チェックボックスを選択します。
b) 共有タイプに CIFS または NFS のいずれかを選択し、ISO イメージのファイルパスや ISO イメージファイルが格納されてい
る共有の場所など、情報をフィールドに入力しします。
c) 次へ をクリックします。
4. スケジュール セクションで、ジョブをただちに実行するか、またはスケジュールを設定して後で実行します。「スケジュールジ
ョブフィールドの定義」を参照してください。
5. 終了 をクリックします。警告メッセージを確認して、はい をクリックします。
デバイス設定ジョブは、ジョブ の下に作成されます。「デバイスコントロール用ジョブの使い方」を参照してください。
テンプレートのクローン作成
1. OpenManage Enterprise メニューで(設定 の下)、導入 をクリックします。
利用可能なテンプレートのリストが表示されます。
2. クローンを作成するテンプレートに対応するチェックボックスを選択します。
3. クローン をクリックします。
4. 新しいテンプレートの名前を入力し、終了 をクリックします。
クローンのテンプレートが作成され、テンプレートのリストに表示されます。
ID プールの管理 - ステートレス導入
NIC または HBA など、サーバの I/O インタフェースには、インタフェースのメーカーによって割り当てられた固有 ID 属性がありま
す。これらの固有 ID 属性は総合的に、サーバの I/O ID と呼ばれています。I/O ID によってネットワーク上の個々のサーバを識別で
き、固有のプロトコルを使用してサーバがネットワークリソースと通信する方法も判断できます。OpenManage Enterprise を使用す
ると、サーバの I/O インタフェースに対し、仮想の ID 属性を自動的に生成および割り当てることができます。
仮想 I/O ID を含むデバイス設定テンプレートを使用して導入されたサーバは、ステータスや情報を持たないと認識されます。ステ
ータスや情報を持たない導入によって、動的で柔軟性の高いサーバ環境を作成することができます。たとえば、SAN からの起動環
境で仮想 I/O ID を使用してサーバを導入すると、次の操作を迅速に実行できるようになります。
デバイス設定テンプレートの管理 57