Users Guide
リモートコマンドとスクリプトの実行
SNMP トラップを取得するとき、OpenManage Enterprise のスクリプトを実行してアラート管理用の他社製チケットシステムのチケ
ットを開くためのポリシーを設定することができます。すぐに実行する、または後で実行するためのリモートコマンドは 4 つ作成
して保存することができます。
1. アプリケーションの設定スクリプトの実行 の順にクリックします。
2. リモートコマンドの設定 ダイアログボックスで、以下を入力します。
a) リモートホストで作成したスクリプト名。
b) コマンドを実行するリモートホストサーバの IP アドレス。
c) リモートホストサーバにログインする場合:
• ユーザー名を入力します。
• パスワードまたは SSH キーを入力します。リモートスクリプトの実行には、プライベートキーを指定します。プライベー
トキーを生成するには、リモートホストでコマンド ssh -keygen -t rsa を実行します。プライベートキーは、デフォ
ルトフォルダ cd /root/ .ssh/ に格納されています。
d) チケットを開くためにリモートホストサーバで実行する必要のあるコマンド。コマンド例:./RCE.sh $IP $MODEL
$DATE $ASSETTAG $SERVICETAG
3. 保存 をクリックします。
コマンドが保存されます。これらのコマンドは、アラートポリシーを設定中にも設定して実行できます。「アラートポリシーの作
成」を参照してください。
メモ:
• 一度に実行できるのは、1 つの実行可能ファイルまたはスクリプトのみです。
• 実行可能ファイルまたはスクリプトは、必ずしも OpenManage Enterprise によって検出または管理されないサーバに
保存できます。
• スクリプトは、最大 1024 文字を入力できます。
• OpenManage Enterprise は、スクリプトまたはチケットシステムに役立つトークン代替をサポートします。サポートさ
れているトークン:$IP, $MSG, $HOSTNAME, $SEVERITY, $SERVICETAG, $RESOLUTION, $CATEGORY,
$ASSETTAG, $DATE, $TIME, $MODEL。
• 無効なトークンタイプが入力された場合、出力が空白になります。
OpenManage Mobile の設定
OpenManage Mobile(OMM)は、お使いの Android を使用して、1 つ、または複数の OpenManage Enterprise コンソールおよび / ま
たは integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)におけるデータセンター監視のサブセットおよび修正タスクをセキュアに実
行することを可能にするシステム管理アプリケーションです。OMM を使用すると、次のことができます。
• OpenManage Enterprise コンソールからのアラート通知の受信。
• グループ、デバイス、アラート、およびログ情報の表示。
• サーバ電源のオン / オフ、またはサーバの再起動。
プッシュ通知は、すべてのアラートと重要アラートに対してデフォルトで有効になっています。この章では、OpenManage Enterprise
で設定可能な OMM の設定について説明しています。また、OMM のトラブルシューティングの際に必要な情報についても紹介し
ています。
メモ: OMM のインストールと使用についての情報は、Dell.com/OpenManageManuals の『
OpenManage Mobile User’s
Guide
』(OpenManage Mobile ユーザーズガイド)を参照してください。
関連タスク
OpenManage Mobile 用アラート通知の有効化または無効化
OpenManage Mobile サブスクライバーの有効化または無効化
OpenManage Mobile サブスクライバーの削除
アラート通知サービスステータスの表示
OpenManage Mobile のトラブルシューティング
関連情報
OpenManage Mobile 用アラート通知の有効化または無効化
122 OpenManage Enterprise アプライアンス設定の管理