Users Guide
すべてのベースラインの概要が作業中のペインに表示され、選択したベースラインのコンプライアンスがドーナツグラフによっ
て右ペインに表示されます。ドーナツ グラフおよび項目リストは、ベースライン リストから選択したベースラインに基づいて
変更されます。「ドーナツグラフ」を参照してください。
トピック:
• ファームウェア カタログおよびドライバー カタログの管理
• ベースラインの作成
• ベースラインの削除
• ベースラインの編集
• デバイス ファームウェア/ドライバーのコンプライアンスの確認
ファームウェア カタログおよびドライバー カタログの管
理
カタログは、デバイス タイプに基づいてファームウェア/ドライバーにバンドルされています。利用可能なすべてのカタログ(アッ
プデートパッケージ)が検証され、Dell.com に掲載されています。オンライン リポジトリから直接カタログを使用するか、または
ネットワーク共有にダウンロードすることができます。これらのカタログを使用して、検出されたデバイスのファームウェア/ドラ
イバーのベースラインを作成し、コンプライアンスを確認することができます。これにより、管理者やデバイス管理者への負荷が
軽減し、全体的なアップデート作業やメンテナンスの時間を削減できます。カタログ管理 ページのフィールド定義については、「カ
タログの管理フィールドの定義 、p. 162」を参照してください。現在のアクセス可能なカタログソースは、次のとおりです。
● Dell.com の最新コンポーネント バージョン:デバイスの最新のファームウェアおよびドライバー(64 ビット版 Windows)バー
ジョンをリストします。たとえば、厳しくテストおよびリリースされ、Dell.com に掲載された iDRAC、BIOS、PSU、および
HDD。「Dell.com 使用によるファームウェアカタログの作成」を参照。
● ネットワーク パス:ファームウェア/ドライバーのカタログが、Dell Repository Manager(DRM)によってダウンロードされ、ネ
ットワーク共有に保存される場所です。「ローカルネットワーク使用によるファームウェアカタログの作成」を参照。
メモ: Dell.com またはローカル ネットワーク パスを使用したファームウェア カタログの管理は、Enterprise Server カタログのみ
に限定されます。
Dell.com を使用したカタログの追加
メモ: OpenManage Enterprise で任意のタスクを実行するには、必要なユーザー権限を持っている必要があります。「ロール ベー
スの OpenManage Enterprise ユーザー権限 、p. 14」を参照してください。
メモ: シャーシや、iDRAC バージョン 2.50.50.50 以前が動作している PowerEdge YX2X および YX3X サーバーとの通信が必要な
ファームウェア タスクを開始するには、事前に[SMB 設定]で SMBv1 を有効にしておく必要があります。詳細については、
「コンソールプリファレンスの管理 、p. 144」および「Dell EMC PowerEdge サーバーの汎用命名規則 、p. 163」を参照してくださ
い。
1. [カタログ管理]ページで、[追加]をクリックします。
2. [カタログのアップデートの追加]ダイアログ ボックスで、次の手順を実行します。
a. [名前]ボックスに、ファームウェア カタログの名前を入力します。
b. [カタログ ソース]で、[Dell.com の最新コンポーネント バージョン]を選択します。
c. [カタログのアップデート]ボックスで、[手動]または[自動]を選択します。
d. [カタログのアップデート]ボックスで[自動]を選択した場合、[更新頻度]を[毎日]または[毎週]のいずれかに選択
して、時刻を AM/PM の 12 時間形式で指定します。
e. [終了]をクリックします。
[終了]ボタンは、ダイアログ ボックスのすべてのフィールドが入力し終わるまで表示されません。
新しいファームウェアカタログが カタログの管理 ページのカタログテーブルに作成され、表示されます。
3. [ファームウェア/ドライバーのコンプライアンス]ページに戻るには、[ファームウェア/ドライバーのコンプライアンスに戻る]
をクリックします。
デバイスのファームウェアおよびドライバーの管理 55