Users Guide
検出で指定されたアカウント以外のユーザー アカウントでデバイスをオンボードする場合、または検出でオンボードに失敗したた
めオンボードを再実行する場合は、次を実行します。
メモ:
● このウィザードでオンボードされたデバイスはすべてこのユーザー アカウントでオンボードされたままとなり、そのデバイ
スに対して将来検出される検出ユーザーアカウントによって置換されません。
● すでに検出されたデバイスの場合、SNMP トラップの宛先が iDRAC で OpenManage Enterprise として「手動」で設定されて
いる場合、アラートはそのアプライアンスによって受信され、処理されます。ただし、[すべてのデバイス]ページに表示
されているデバイスの[管理状態]は、最初に検出されたときの「監視対象」、「管理対象」、または「アラートによる管理対
象」状態のままとなります。
● [すべてのデバイス]ページには、オンボーディング時に使用されたシャーシのユーザー役割の資格情報に関係なく、オン
ボードされたすべてのシャーシの管理状態が「管理対象」として表示されます。シャーシが「読み取り専用」ユーザーの資格情
報を使用してオンボードされた場合、シャーシでのアップデート アクティビティの実行中に障害が発生する可能性がありま
す。そのため、すべてのアクティビティを実行するには、シャーシ管理者の資格情報を使用してシャーシをオンボードする
ことをお勧めします。
● OpenManage Enterprise で任意のタスクを実行するには、必要なユーザー権限を持っている必要があります。「ロール ベース
の OpenManage Enterprise ユーザー権限 、p. 14」を参照してください。
1. OpenManage Enterprise メニューの デバイス の下で、すべてのデバイス をクリックします。
ドーナツグラフには、作業中のペインの全デバイスのステータスが示されます。「ドーナツグラフ」を参照してください。表には、
選択したデバイスのプロパティをそのオンボーディングステータスとともに一覧表示しています。
● [エラー]:デバイスをオンボードできません。推奨される権限を使用してログインしてください。「ロール ベースの
OpenManage Enterprise ユーザー権限 、p. 14」を参照してください。
● [管理対象]:デバイスが正常にオンボードされ、OpenManage Enterprise コンソールによって管理できます。
● [監視対象]:デバイスに管理オプション(SNMP を使用して検出されたオプションなど)がありません。
● [アラートによる管理対象]:デバイスは正常にオンボードされ、OpenManage Enterprise コンソールは検出中にそのデバイス
の IP アドレスをトラップの宛先として正常に登録しました。
2. 作業中のペインで、デバイスに対応するチェック ボックスを選択し、追加アクション > オンボーディング の順にクリックしま
す。
このとき、すべてのデバイス ページからオンボードをサポートしているデバイスタイプのみが選択されていることを確認してく
ださい。表内の適切なデバイスを検索するには、詳細フィルタ をクリックしてから、フィルタボックスのオンボードステータ
スデータを選択するか入力します。
メモ: 検出されたすべてのデバイスがオンボーディングでサポートされるわけではありません。iDRAC と CMC のみがサポ
ートされます。サポートされるデバイスタイプに対してオンボードオプションを選択していることを確認してください。
3. オンボード ダイアログボックスに、WS-Man 資格情報(ユーザー名とパスワード)を入力します。
4. [共通設定]セクションで次の手順を実行します。
a. 再試行 ボックスに、サーバを検出するために繰り返す必要がある試行回数を入力します。
b. タイムアウト ボックスに、以降のジョブの実行を停止する必要がある時刻を入力します。
メモ: 入力されたタイムアウト値が現在のセッションの有効期限を超えている場合は、OpenManage Enterprise から自動
的にログアウトされます。ただし、この値が現在のセッション有効期限のタイムアウト時間枠内の場合、セッションは
継続され、ログアウトされません。
c. ポート ボックスに、ジョブで検出に使用する必要があるポート番号を入力します。
d. オプションのフィールドです。コモンネーム(CN)チェックの有効化 を選択します。
e. オプションのフィールドです。認証局(CA)チェックの有効化 を選択して、証明書ファイルを参照します。
5. [終了]をクリックします。
メモ: 検出からのトラップ受信の有効化 チェック ボックスは、iDRAC インタフェースを使用して検出されたサーバに対して
のみ、有効になります。他のサーバ(OS 検出を使用して検出されたサーバなど)に対する選択は無効になります。
デバイス検出のためのプロトコル サポート マトリックス
次の表は、デバイスの検出でサポートされるプロトコルに関する情報を示しています。
メモ: iDRAC6 搭載の PowerEdge YX1X サーバーを検出、モニター、管理するサポート対象のプロトコルの機能には制限がありま
す。詳細については、「Dell EMC PowerEdge サーバーの汎用命名規則 、p. 163」を参照してください。
112 監視または管理のためのデバイスの検出