Users Guide
説明 ID プールの説明を入力します。説明の最大長は 255 文字です。
処置
次へ イーサネット タブを表示します。
完了 変更を保存して、ID プール ページを表示します。
キャンセル 変更を保存せずに ID プールの作成 ウィザードを閉じます。
ID プール
ID プールは、ネットワーク通信に必要な 1 つ以上の仮想 ID タイプの集合です。ID プールには、次の仮想 ID タイプの組み合わせを含
めることができます。
● Ethernet ID
メディア アクセス制御(MAC)アドレスによって定義される ID。MAC address は Ethernet(LAN)通信に必要です。
● iSCSI ID
iSCSI 修飾名(IQN)によって定義される ID。IQN ID は iSCSI プロトコルを使用した SAN からの起動をサポートするために必要
です。
● ファイバー チャネル(FC)ID
ワールド ワイド ノード名(WWNN)とワールド ワイド ポート名(WWPN)によって定義される ID。WWNN ID は、FC ファブ
リックのノード(デバイス)に割り当てられ、デバイスの一部またはすべてのポートで共有されることがあります。WWPN ID
は FC ファブリックでの各ポートに割り当てられ、各ポートで固有です。WWNN ID と WWPN ID は、SAN からの起動のサポート
や、FC および Fibre Channel over Ethernet(FCoE)プロトコルを使用したデータ アクセスに必要です。
● Fibre Channel over Ethernet(FCoE)ID
FCoE を操作するための一意の仮想 ID。MAC アドレスおよび FC アドレス(WWNN および WWPN)で定義される ID。WWNN
ID と WWPN ID は、SAN からの起動のサポートや、FC および Fibre Channel over Ethernet(FCoE)プロトコルを使用したデータ
アクセスに必要です。
OpenManage Enterprise では ID プールを利用して、サーバー導入に使用したデバイス導入テンプレートに仮想 ID を自動的に割り当
てます。
メモ:
● 既存の ID プールに属しているが、OpenManage Enterprise 以外に導入されていた ID については、新しい設定インベントリー
ジョブを識別し、アプライアンスで「割り当て済み」として指定する必要があります。
● すでに割り当てられている仮想 ID は、これらの ID がクリアされない限り、新しい導入環境では使用されません。
ID プールの作成
1 つ以上の仮想 ID タイプで構成される ID プールを作成することができます。
仮想 ID タイプのプールは、次の手順で作成します。
1. 設定 ページで、ID プール をクリックします。
2. 作成 をクリックします。
3. ID プールの作成 ダイアログボックスの プール情報 で、次の手順を実行します。
a. ID プールの固有の名前と適切な説明を入力します。
b. 次へ をクリックします。
4. イーサネット セクションで、次の手順を実行します。
a. MAC アドレスを含めるには、イーサネット仮想 MAC アドレスを含める チェックボックスをオンにします。
b. 開始 MAC アドレスを入力し、作成する仮想 MAC ID の数を指定します。
5. iSCSI セクションで、次の手順を実行します。
a. iSCSI MAC アドレスを含めるには、iSCSI MAC アドレスを含める チェックボックスをオンにします。
72 デバイス導入テンプレートの管理