Users Guide
BY USING IDRAC ON THE DELL EMC 14TH GENERATION AND LATER POWEREDGE SERVERS』(Dell EMC 第 14 世代以降の
PowerEdge サーバの iDRAC を使用してロールアップ正常性状態を管理する)を参照してください。
グループは親および子グループを持つことができます。1 つのグループは、そのグループ自体を子グループとした親グループにはな
れません。デフォルトでは、OpenManage Enterprise には次の組み込みグループが含まれています。
システムグループ:OpenManage Enterprise で作成されたデフォルトグループ。システムグループは編集も削除もできません。ただ
し、ユーザー権限に基づいて表示することはできます。システムグループの例:
● HCI アプライアンス:ハイパーコンバージドデバイス(VxRAIL、Dell EMC XC シリーズデバイスなど)
● ハイパーバイザシステム:Hyper-V サーバ、VMware ESXi サーバ
● モジュラーシステム:PowerEdge シャーシ、PowerEdge FX2、PowerEdge 1000e シャーシ、PowerEdge MX7000 シャーシ、およ
び PowerEdge VRTX シャーシ。
メモ: MX7000 シャーシには、リード、スタンドアロン、またはメンバーシャーシがあります。MX7000 シャーシがリードシ
ャーシで、メンバーシャーシを持つ場合、後者は、リードシャーシの IP を使用して検出されます。MX7000 シャーシは、次
のいずれかの構文を使用して識別されます。
○ MCM グループ — 複数のシャーシを持つマルチシャーシ管理(MCM)グループを示し、これは次の構文で識別されま
す:Group_<MCM group name>_<Lead_Chassis_Svctag>。ここで、
■ <MCM group name>:MCM グループの名前
■ <Lead_Chassis_Svctag>:リード シャーシのサービス タグ。シャーシ、スレッド、およびネットワーク IOM がこ
のグループを形成します。
○ スタンドアロン シャーシ グループ — <Chassis_Svctag>構文を使用して識別されます。シャーシ、スレッド、および
ネットワーク IOM がこのグループを形成します。
● ネットワークデバイス:Dell Force10 ネットワークスイッチとファイバチャネルスイッチ
● サーバ:Dell iDRAC サーバ、Linux サーバ、Dell 以外のサーバ、OEM サーバ、および Windows サーバ
● ストレージ デバイス:Dell Compellent ストレージ アレイ、PowerVault MD ストレージ アレイ、PowerVault ME ストレージ アレ
イ
● 検出グループ:検出タスクの範囲にマッピングするグループ。含める / 含めない条件が適用されている検出ジョブで制御される
グループを編集または削除することはできません。「監視または管理のためのデバイスの検出 、p. 109」を参照してください。
メモ: グループ内のすべてのサブグループを展開するには、そのグループを右クリックし、すべて展開 をクリックします。
カスタムグループ:ユーザーが特定の要件で作成したグループ。たとえば、ホスト電子メールサービスがグループ化されているサー
バ。ユーザーは、ユーザー権限およびグループタイプに基づいて表示、編集、削除ができます。
● 静的グループ:グループに特定のデバイスを追加することで、ユーザーによって手動で作成される。これらのグループは、ユー
ザーが手動でグループ内またはサブグループ内のデバイスを変更した場合にのみ変更されます。グループの項目は、親グループ
が編集されるまで、または子デバイスが削除されるまで、静的の状態を保ちます。
● クエリグループ:ユーザーが定義した基準に一致することで動的に定義されるグループ。このグループのデバイスは、基準を使
用して検出されたデバイスの結果に基づいて変化します。たとえば、経理部に割り当てられたサーバを検出するクエリを実行し
ます。ただし、クエリグループは階層のないフラット構造にする必要があります。
メモ: 静的およびクエリグループ:
● 複数の親グループは持てません。つまり、親グループの下にサブグループとしてグループを追加することはできません。
● 静的グループ(デバイスの追加または削除)またはクエリ グループ(クエリの更新)に変更が加えられた場合、これらのグ
ループに関連付けられたデバイスのファームウェア/ドライバーのコンプライアンスは自動的に更新されません。このよう
な場合、ユーザーは新しく追加/削除されたデバイスに対してファームウェア/ドライバーのコンプライアンスを開始するこ
とをお勧めします。
メモ: デバイスグループ階層内に複数のカスタム(クエリ)グループを作成すると、OpenManage Enterprise の全体的なパフォ
ーマンスに影響します。最適なパフォーマンスを得るため、OpenManage Enterprise は 10 秒ごとに正常性ロールアップ状態をキ
ャプチャし、複数の動的グループがあるとこのパフォーマンスに影響します。
すべてのデバイス ページの左側のペインで、親の静的およびクエリグループの下に子グループを作成できます。「静的デバイスグ
ループの作成または削除 、p. 41」および「クエリデバイスグループの作成または編集 、p. 42」を参照してください。
メモ: OpenManage Enterprise で任意のタスクを実行するには、必要なユーザー権限を持っている必要があります。「ロール ベー
スの OpenManage Enterprise ユーザー権限 、p. 14」を参照してください。
静的またはクエリグループの子グループを削除するには、次の手順を実行します。
1. 静的またはクエリグループを右クリックして、削除 をクリックします。
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