Users Guide
11. メモリに 16 GB を割り当て、プロセッサコアを 2 つ選択して、進む をクリックします。
12. VM に必要なディスク容量を割り当て、進む をクリックします。
13. 詳細オプション で、ブリッジ接続されたホストデバイスネットワークが選択され、KVM が仮想化タイプとして選択されている
ことを確認します。
14.[終了]をクリックします。
OpenManage Enterprise アプライアンスが KVM を使用して導入されるようになりました。OpenManage Enterprise を開始する
には「OpenManage Enterprise へのログイン 、p. 24」を参照してください。
OpenManage Enterprise のプログラムからの導入
OpenManage Enterprise は、VMware ESXi バージョン 6.5 以降、プログラムから導入(スクリプトを使用)することができます。
メモ: プログラム/スクリプトによる導入は、プライマリー インターフェイスを使用している場合にのみサポートされます。
メモ: 始めてアプライアンスの電源を入れる前にセカンダリー アダプターを追加すると、そのアダプターは IPv4 も IPv6 も無効
と設定されます。TUI へのログイン時に EULA に同意して管理者パスワードを変更すると、アダプターは[無効]と表示される
ため、手動で設定を行う必要があります。
メモ: プログラムからの導入を行うには、OVF ツールの最新バージョンと Python 3.0 以降が必要です。
プログラムから OpenManage Enterprise を導入するには、次の手順を実行します。
1. openmanage_enterprise_ovf_format.zip ファイルをダウンロードして解凍するか、あるいはサポート サイトから次の
OVF ファイルを個別にダウンロードします。
● openmanage_enterprise.x86_64-0.0.1-disk1.vmdk
● openmanage_enterprise.x86_64-0.0.1.mf
● openmanage_enterprise.x86_64-0.0.1.ovf
● openmanage_enterprise.x86_64-0.0.1.vmx
● ovf_properties.config
● update_ovf_property.py
2. ovf_properties.config ファイルを開いて、次のパラメーターを設定します。
表 6. ovf_properties.config で使用されるパラメーター
パラメータ 許容値 説明
bEULATxt true または false この値を true に設定すると、エンドユー
ザー ライセンス契約(EULA)の条件に同
意したことになります。EULA は、
ovf_properties.config ファイルの末尾にあ
ります。
adminPassword 大文字、小文字、数字、特殊記号
が少なくとも 1 文字ずつ含まれて
いる必要があります。例:
Dell123$
OpenManage Enterprise 用の新しい管理
者パスワードを入力します。
bEnableDHCP true または false アプライアンスで IPv4 DHCP を有効にし
て、静的 IPv4 を無視するようにする場合
は true に設定します。
bEnableIpv6AutoConfig true または false アプライアンスで IPv6 自動設定を有効
にして、静的 IPv6 を無視する場合は true
に設定します。
staticIP CIDR フォーマットの静的 IP IPv4 または IPv6 を指定します。(IPv4 と
IPv6 の 2 つのタイプを同時に設定するこ
とはできません。)
gateway IPv4 または IPv6 静的ゲートウェイを、IPv4 と IPv6 の両方
に同時に設定することはできません。
3. update_ovf_property.py スクリプトを実行します。
22 OpenManage Enterprise のインストール