Users Guide
コンソールプリファレンスの管理
メモ: OpenManage Enterprise で任意のタスクを実行するには、必要なユーザー権限を持っている必要があります。「ロール ベー
スの OpenManage Enterprise ユーザー権限 、p. 14」を参照してください。
OpenManage Enterprise > アプリケーションの設定 > コンソールプリファレンス の順にクリックし、OpenManage Enterprise GUI
のデフォルトプロパティを設定できます。たとえば、ダッシュボードのデバイスの正常性が自動的にチェックされて更新されるデ
フォルトの時刻や、デバイスの検出で優先的に使用される設定などです。次のオプションがあります。
1. レポート設定:OpenManage Enterprise のレポート上に表示できる行の最大数を設定するには、次の手順を実行します。
a. レポート設定 を展開します。
b. レポートの行数の制限 ボックスに数字を入力します。デフォルトの制限は 1,000 行に設定されていますが、許可される最大
行数は 20 億です。
c. 適用 をクリックします。ジョブが実行され、設定が適用されます。
2. デバイスの正常性:OpenManage Enterprise ダッシュボードのデバイスの正常性が自動的に監視およびアップデートされる必要
がある時刻を設定するには、次の手順を実行します。
a. デバイスの正常性 を展開します。
b. デバイスの正常性を記録してデータを保存する必要がある頻度を入力します。
c. 次を選択します。
● 最後の状態:電源接続が失われたときに、最後に記録されたデバイスの正常性を表示します。
● 不明:デバイスのステータスが「不明」になった際に最後に記録されたデバイスの正常性を表示します。iDRAC との接続
は失われ、デバイスが OpenManage Enterprise で今後は監視されなくなると、デバイスは OpenManage Enterprise に対し
て「不明」となります。
d. 変更を設定に保存するには[適用]を、デフォルトの属性にリセットするには[破棄]をクリックします。
3. 検出の設定:[検出の設定]を展開して、[一般的なデバイス ネーミング]設定と[サーバーのデバイス ネーミング]設定を行
います。このデバイス ネーミングは、検出した iDRAC やその他のデバイスを特定するために、OpenManage Enterprise によって
使用されます。
メモ: デバイス ネーミングで選択する一般的なデバイス ネーミングとサーバーのデバイス ネーミングの選択は独立してお
り、互いに影響をおよぼすことはありません。
a. 一般的なデバイス ネーミングは、iDRAC 以外のすべての検出デバイスに適用されます。次のネーミング モードのいずれかを
選択します。
● DNS 名を使用する場合は[DNS]。
● NetBIOS 名を使用する場合は[Instrumentation(NetBIOS)]。
メモ:
● 一般的なデバイス ネーミングのデフォルト設定は[DNS]です。
● 検出されたデバイスに、上記の設定に対応する DNS 名も NetBIOS 名も設定されていない場合は、アプライアンスは
IP アドレスを使用してデバイスを特定します。
● [一般的なデバイス ネーミング]で[Instrumentation(NetBIOS)]オプションを選択すると、シャーシ デバイス
の場合、[すべてのデバイス]ページでデバイス名エントリーとしてそのシャーシ名が表示されます。
b. サーバーのデバイス ネーミングは iDRAC にのみ適用されます。検出した iDRAC に対して、次のいずれかのネーミング モード
を選択します。
● iDRAC ホスト名を使用する場合は[iDRAC ホスト名]。
● システム ホスト名を使用する場合は[システム ホスト名]。
メモ:
● iDRAC デバイスに対するデフォルトのネーミング設定は[システム ホスト名]です。
● iDRAC に、上記の設定に対応する iDRAC ホスト名もシステム ホスト名も設定されていない場合は、アプライアンス
は IP アドレスを使用して iDRAC を特定します。
c. 無効なデバイスのホスト名と共通の MAC アドレスを指定するには、[詳細設定]を展開します。
i. [無効なデバイスのホスト名]に、カンマで区切って 1 つ以上の無効なホスト名を入力します。デフォルトでは、無効な
デバイスのホスト名のリストが設定されます。
ii. 共通の MAC アドレス で、カンマで区切って共通の MAC アドレスを入力します。デフォルトでは、共通の MAC アドレ
スのリストが設定されます。
d. 変更を設定に保存するには[適用]を、デフォルトの属性にリセットするには[破棄]をクリックします。
OpenManage Enterprise アプライアンス設定の管理 149