Users Guide
デバイスをグローバルに除外する
メモ: OpenManage Enterprise で任意のタスクを実行するには、必要なユーザー権限を持っている必要があります。ロール ベー
スの OpenManage Enterprise ユーザー権限 、p. 14 を参照してください。
メモ: 現在、デバイスのホスト名を使用してデバイスを除外することはできず、IP アドレスまたは FQDN を使用してのみ除外
できます。
すべての使用可能なデバイスからデバイスを検出する場合は、次の手順を実行して OpenManage Enterprise による監視から特定の
デバイスを除外することができます。
1. グローバル除外範囲 ダイアログボックスで次の手順を実行します。
a. 除外範囲の説明 ボックスに、除外されている範囲に関する情報を入力します。
b. 除外範囲の入力 ボックスに、除外するデバイスのアドレス(複数可)または範囲を入力します。ボックスには一度に 1,000
件のアドレスエントリが入りますが、改行で区切る必要があります。つまり、すべての除外範囲をボックス内に別の行で入
力する必要があります。
除外することができる範囲は、デバイス検出中に該当するサポートの範囲と同じです。「デバイス検出ジョブの作成 、p. 111」
を参照してください。
メモ:
● 範囲のサイズは 16,385(0x4001)に制限されています。
● IPv6 と IPv6 CIDR 形式もサポートされています。
2. [追加]をクリックします。
3. プロンプトが表示されたら、はい をクリックします。
IP アドレスまたは範囲はグローバルに除外され、除外された範囲のリストに表示されます。このようなデバイスはグローバルに
除外されており、それらが OpenManage Enterprise によって実行されるアクティビティに参加しないことを意味します。
メモ: グローバルに除外されるデバイスは、ジョブの詳細 ページで グローバルに除外 と明記されます。
次の順にクリックしてグローバルに除外されたデバイスのリストを表示できます。
● [デバイス] > [グローバル除外]。グローバル除外範囲 ダイアログボックスに除外されたデバイスのリストが表示されま
す。
● [モニタ] > [検出] > [作成] > [グローバル除外]。グローバル除外範囲 ダイアログボックスに除外されたデバイスの
リストが表示されます。
● [モニタ] > [検出] > [グローバル除外リスト]。グローバル除外範囲 ダイアログボックスに除外されたデバイスのリスト
が表示されます。
グローバル除外リストからデバイスを削除するには:
a. チェックボックスを選択して、除外から削除 をクリックします。
b. プロンプトが表示されたら、はい をクリックします。デバイスが、グローバル除外リストから削除されます。ただし、グ
ローバル除外リストから削除されたデバイスは自動的には OpenManage Enterprise によって監視されていません。
OpenManage Enterprise が監視を開始するように、デバイスを検出する必要があります。
メモ: コンソールにとって既知の(つまり、コンソールによってすでに検出されている)デバイスを グローバル除外リスト に
追加すると、そのデバイスが OpenManage Enterprise から削除されます。
メモ: グローバル除外リストに新たに追加されたデバイスは、次の検出サイクルまでは[すべてのデバイス]グリッドに表示さ
れ続けます。そのようなデバイスでのタスク実行を回避するには、それらのデバイスを[すべてのデバイス]ページから手動
で除外することを強くお勧めします。そのためには、該当するデバイスのチェック ボックスを選択してから[除外]をクリッ
クします。
メモ: グローバル除外リスト に示されているデバイスは、コンソール内のすべてのタスクから除外されます。デバイスの IP が
グローバル除外リスト に含まれていて、検出タスクでその IP を含む検出範囲が作成された場合、そのデバイスは検出されませ
ん。ただし、検出タスクが作成されているとき、コンソールにエラーは表示されません。検出される必要のあるデバイスが検
出されていないと感じた場合は、グローバル除外リスト をチェックして、そのデバイスがリストに含まれているかどうか確認
する必要があります。
サーバ検出ジョブを作成するための検出モードの指定
116 監視または管理のためのデバイスの検出