Users Guide

表 11. Power Manager のメトリックとサポートされているデバイスのリスト （続き）
メトリック 対応デバイス
● iDRAC バージョン 4.30.30.30 以降を搭載した第 15 世代以
降の PowerEdge AMD サーバー
［I/O の使用率］ ● 第 13 世代以降の PowerEdge サーバー（インテル）
［メモリー帯域幅の使用率（%）］ ● 第 13 世代以降の PowerEdge サーバー（インテル）
［システム エアフロー履歴（CFM）］ ● 非モジュラー型 PowerEdge サーバー
○ iDRAC データ センター ライセンスおよび iDRAC バー
ジョン 4.10.10.10 以降を搭載した最新世代の AMD サー
バー
メモ: iDRAC バージョン 4.10.10.10 以上を持つ第 14 世
代 AMD サーバー。
Identifier GUID-3B6E69C6-1C7C-4CCA-9BBD-6920E4C3D033
Version 2
Status Translation approved
仮想マシン
検出機能は、ホスト サーバーとともに仮想マシン（VM）をホストしているハイパーバイザーを検出します。仮想マシンは
OpenManage Enterprise の［ゲスト情報］セクションにリストされています。Power Manager にサーバーを追加すると、Power
Manager によって必要なハイパーバイザー設定が自動的に有効になり、サーバーから仮想マシンに関連するデータが取得されま
す。仮想マシンは［Power Manager デバイス］タブに一覧表示されます。
ハイパーバイザーは、VM の電力とエネルギー消費の詳細を直接提供するものではありません。したがって、Power Manager は、
ホスト内の各 VM の CPU 使用率データを収集し、サーバーがホスト内の個々の VM に消費する電力とエネルギーを概算します。
この機能を使用して、各 VM のリソース消費を表示し、VM をホストしているサーバーを監視および管理します。
次の表に、仮想マシンを監視するために Power Manager でサポートされているさまざまなオペレーティング システムのバージョ
ンを示します。
表 12. オペレーティング システムとサポートされているバージョン
オペレーティング システム サポートされるバージョン
Microsoft Windows ハイパーバイザー Microsoft Windows 2022
Microsoft Windows 2019
Microsoft Windows 2016
VMware ESXi ESXi 7.0
ESXi 7.0 U1
ESXi 6.7 U3
VM は、VM ごとに一意の識別子である UUID を使用して識別されます。VM とその情報のリストは、メトリック収集ごとに更新さ
れます。新しい VM が作成または削除された場合、この情報は次のサイクルで確認されます。VM が別のサーバーに移行され、こ
の新しいサーバーが Power Manager に追加された場合、VM は UUID を使用して同じものとして識別され、VM のメトリック収集が
続行されます。UUID が一致しない場合、VM は新しい VM として検出され、Power Manager は新しい VM としてデータの収集を開
始します。
Power Manager から VM を手動で追加または削除することはできません。ホスト サーバーが Power Manager に追加された場合に
のみ、VM は自動的に Power Manager に追加されます。また、ホスト サーバーが Power Manager から削除されるか、OpenManage
Enterprise から削除されると、VM は Power Manager から自動的に削除されます。
30 Power Manager デバイスの監視および管理