Users Guide
Table Of Contents
- Dell EMC OpenManage Enterprise Power Managerバージョン2.0 ユーザーズ ガイド
- 目次
- はじめに: Power Manager
- 変更履歴
- 本リリースの新機能
- 互換性マトリックス
- ライセンス要件
- 拡張性とパフォーマンス
- はじめに:Power Manager
- デバイス検出ジョブの作成
- Power Managerデバイスの監視および管理
- ラック管理
- 電力削減中のデータ センターの管理
- Power Managerデータへのクイック アクセス
- 保守 Power Manager
- アラート
- のレポート Power Manager
- アップデート Power Manager
- よくあるお問い合わせ(FAQ)
- トラブルシューティング
- 付録
- その他の情報
管理者は、AD/LDAP グループをインポートまたは編集するときに、DM の役割を持つユーザー グループに範囲を割り当てることが
できます。ユーザーが DM の役割を持つ複数の AD グループのメンバーであり、各 AD グループに個別の範囲が割り当てられてい
る場合、そのユーザーの範囲はこれらの AD グループの範囲の結合になります。
例:
● ユーザー dm1 は、2 つの AD グループ(RR5-Floor1-labadmins および RR5-Floor3-labadmins)のメンバーです。両方の AD グルー
プには DM の役割が割り当てられていて、AD グループの範囲の割り当ては次のようになります。RR5-Floor1-LabAdmins は
ptlab-servers を取得し、RR5-Floor3-LabAdmins は smdlab-servers を取得します。DM dm1 の範囲は、ptlab-servers と smdlab-
servers の結合になります。
● ユーザー dm1 は、2 つの AD グループ(adg1 と adg2)のメンバーです。両方の AD グループには DM の役割が割り当てられて
いて、範囲の割り当ては次のようになります。adg1 には g1 へのアクセス権が与えられており、adg2 には g2 へのアクセス権が
与えられています。g1 が g2 の上位集合である場合、dm1 の範囲は、より大きな範囲(g1、すべての子グループ、およびすべて
のリーフ デバイス)になります。
ユーザーが、異なる役割を持つ複数の AD グループのメンバーである場合は、より高い機能の役割が優先されます(管理者、DM、
ビューアーの順)。
制限のない範囲を持つ DM は、すべてのデバイスおよびグループ エンティティに対する RBAC 権限によって指定された操作アクセ
ス権を持ちます。
メモ: OpenManage Enterprise をバージョン 3.5 またはそれ以前のバージョンからアップグレードした後、AD/LDAP および
OIDC(PingFederate または KeyCloak)デバイス マネージャーは、以前のバージョンのエンティティをすべて再作成する必要
があります。これは、それらのエンティティがアップグレード後は管理者のみが使用できる状態であるためです。詳細につい
ては、https://www.dell.com/support/home/en-yu/product-support/product/dell-openmanage-enterprise/docs にあるリリース ノ
ートを参照してください。
メモ: OpenManage Enterprise をバージョン 3.5 またはそれ以前のバージョンからアップグレードした後、AD/LDAP および
OIDC(PingFederate または KeyCloak)デバイス マネージャーは、以前のバージョンのエンティティをすべて再作成する必要
があります。これは、それらのエンティティがアップグレード後は管理者のみが使用できる状態であるためです。詳細につい
ては、https://www.dell.com/support/home/en-yu/product-support/product/dell-openmanage-enterprise/docs にあるリリース ノ
ートを参照してください。
OIDC ユーザー向け SBAC:
OIDC ユーザーの範囲の割り当ては、OME コンソール内では発生しません。ユーザーの設定中に OIDC プロバイダーの OIDC ユーザ
ーの範囲を割り当てることができます。ユーザーが OIDC プロバイダーの認証情報を使用してログインすると、役割と範囲の割り
当てが OME に使用可能になります。ユーザーの役割と範囲を設定する手順の詳細については、『OpenManage Enterprise ユーザー
ズ ガイド』の「
役割に
関
して
PingFederate
で
OpenID Connect
プロバイダー
ポリシーを設定する
」セクションを参照してくださ
い。
所有権の移行:管理者は、所有するリソースをデバイス マネージャー(ソース)から別のデバイス マネージャーに移行すること
ができます。たとえば、管理者は、ソース dm1 からのすべてのリソースを dm2 に移行することができます。ファームウェアおよ
び/または設定ベースライン、設定テンプレート、アラート ポリシー、プロファイルなどのエンティティを所有するデバイス マネ
ージャーは、適格なソース ユーザーと見なされます。所有権の移行は、デバイス マネージャーによって所有されている、デバイ
ス グループ(範囲)ではなく、エンティティのみを別のデバイス マネージャーに移行します。詳細については、『OpenManage
Enterprise ユーザーズ ガイド』の「
デバイス
マネージャー
エンティティの所有
権
の
譲
渡
」セクションを参照してください。
互換性マトリックス 15