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Identifier GUID-37396718-DB45-4E36-9CA4-70BB5F8CD6DB
Version 2
Status Translation Validated
電力削減中のデータ センターの管理
緊急時の電力削減(EPR)機能は、電力の緊急時にデバイスの電力消費をすぐに削減するのに役立ちます。たとえば、電源障害が
発生し、デバイスが UPS で実行されている場合は、EPR を適用して管理対象デバイスの電力消費を削減できます。
EPR は、冷却インフラストラクチャの障害によって発生した過熱によるデバイスへの損傷を防ぐのにも役立ちます。平均吸気温度
が指定されたしきい値を超える場合は、温度でトリガーされるポリシーを使用してデバイスのグループで EPR を有効にします。
メモ: デバイスに EPR を適用すると、電力が極端に低いレベルに下がり、パフォーマンスに影響を与えたり、デバイスを完全
にシャットダウンしたりします。EPR が適用されているすべてのデバイスが影響を受けます。この機能は緊急時のみに使用
するようにしてください。
サーバー、シャーシ、およびグループで利用可能な EPR オプションは次のとおりです。
• [スロットル]:電力消費を最小限に抑えた状態に設定します。
メモ: シャーシには[スロットル]オプションのみがサポートされています。
• [シャットダウン]:サーバーをシャットダウンします。
デバイスおよびグループに EPR を適用した後、デバイスおよびグループ ページに[EPR の有効化(スロットル)]または[EPR の
有効化(シャットダウン)]としてマークされます。EPR が適用されたデバイスおよびグループの概要は、[Power Manager]の
[緊急時の電力削減]ページに表示されます。
トピック:
• 緊急時の電力削減の有効化
• アクティブな緊急時の電力削減の表示
• 緊急時の電力削減の無効化
Identifier
GUID-89F4519E-C87E-4551-A0CB-73CA2FE62A73
Version 9
Status Translation approved
緊急時の電力削減の有効化
電力不足時は、最小限の電力でデバイスが稼働するように、デバイスの緊急時の電力削減(EPR)を有効にします。
このタスクについて
メモ: 温度でトリガされる EPR を手動でアクティブにすることはできません。温度でトリガされるポリシーがアクティブなと
きに、グループの温度がしきい値以上になると、Power Manager によって EPR が自動的に適用されます。
EPR を有効にするには、次の手順を実行します。
手順
1. [OpenManage Enterprise]で、次のいずれかの手順を実行します。
• デバイスの場合:
a. デバイス をクリックします。
OpenManage Enterprise で検出されたすべてのデバイスが表示されます。
b. デバイスの一覧で、デバイス名をクリックします。
デバイスの詳細が 概要 ページに表示されます。
c. Power Manager の関連情報を表示するには、[電源管理と監視]タブをクリックします。
• 静的グループの場合:
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