Users Guide
付録
第 12 世代以降の PowerEdge サーバー、PowerVault
NX ストレージアレイ、および Dell ワークステーショ
ンに対する SNMP トラップ送信先の設定
特定の管理ステーション IP(つまり、MTrapd プローブサーバー IP アドレス)に SNMP トラップを転送するには、PowerEdge サー
バー、PowerVault NX ストレージアレイ、または Dell ワークステーションで SNMP トラップ送信先を設定する必要があります。これ
らのデバイスは、帯域内(サーバーホスト内の Server Administrator を使用)で、または iDRAC7/iDRAC8 を使用して監視できること
から、システム管理者はトラップ送信先を、それぞれデバイスホストまたは iDRAC7/iDRAC8 で設定する必要があります。デバイ
ス監視状態は、監視モードを問わず同じ状態のままとなります。システム管理者は、トラップ送信先が両方のモードで設定されて
いないことを確認する必要があります。これは、両方に設定されていると、冗長 SNMP トラップは OMNIbus コンソールに送信さ
れることになるためです。従って、システム管理者は SNMP トラップ送信先を帯域内または帯域外のどちらかひとつのモードのみ
に設定することが推奨されます。
帯域内モードでこれらのデバイスを監視する:
1. 管理者は、帯域内デバイスホストで SNMP トラップ送信先を管理ステーション IP/ ホストとして設定する必要があります。
2. 管理者は、その管理ステーション IP/ ホストが iDRAC7/iDRAC8 デバイスの SNMP トラップ送信先リストに存在しないことを確
認する必要があります。
帯域外モードでこれらのデバイスを監視する:
1. 管理者は、iDRAC7/iDRAC8 デバイスで SNMP トラップ送信先を管理ステーション IP/ ホストとして設定する必要があります。
帯域内および帯域外デバイスのためのトラップ送信先の設定についての情報は、それぞれ『Dell OpenManage Server Administrator バ
ージョンユーザーズガイド』の「管理ステーションにトラップを送信するためのシステムの設定」の項、および『Integrated Dell Remote
Access Controller 7(iDRAC7)ユーザーズガイド』、『Integrated Dell Remote Access Controller
(
iDRAC
)ユ
ー
ザ
ー
ズガイド
』の「RACADM
を使用した IP アラート送信先の設定」の項を参照してください。
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