Owners Manual
Trusted Platform Module のアップグレード
前提条件
1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。
2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従います。
メモ: NX440 システムは UEFI モードをサポートしません。
注意: 暗号化キーと共に TPM(Trusted Platform Module)を使用している場合は、プログラムまたはシステムのセットアッ
プ中にリカバリ キーの作成を求められることがあります。お客様と連携し、このリカバリ キーを作成し、安全に保管しておい
てください。このシステム基板を交換した場合は、システムまたはプログラムの再起動時にリカバリ キーを入力しないと、
ハード ドライブ上の暗号化されたデータにアクセスできません。
注意: TPM プラグ イン モジュールを取り付けると、特定のシステム基板に暗号化されてバインドされます。取り付けた TPM
プラグ イン モジュールを取り外そうとすると、その暗号化されたバインドが破壊され、再取り付けまたは他のシステム基板へ
の取り付けができなくなります。
メモ:
● お使いのオペレーティング システムが、インストールされている TPM モジュールのバージョンをサポートしていることを確
認してください。
● お使いのシステムに最新の BIOS ファームウェアがダウンロードされインストールされていることを確認してください。
● BIOS が UEFI 起動モードを有効にするように設定されていることを確認してください。
手順
1. システム基板の TPM コネクタの位置を確認します。
2. モジュールを押し下げたまま、TPM モジュールに同梱の安全トルクス 8 ビットを使用してネジを外します。
3. TPM モジュールをコネクタから引き出します。
4. プラスチック製リベットを TPM コネクタから押し出し、反時計回りに 90° 回してシステム基板から外します。
5. プラスチック製リベットをシステム基板上のスロットから引き出します。
図 64. TPM の取り付け
次の手順
1. システム基板を取り付けます。
2. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従います。
TXT ユーザー向け TPM 1.2 の初期化
手順
1. システムの起動中に F2 を押して、セットアップユーティリティを起動します。
90 システム コンポーネントの取り付けと取り外し