Owners Manual
手順
1. システム ボード ホルダーを持ち、システム ボードをシステム内に下ろします。
2. システム ボードを斜めに傾けて、コネクターをシャーシの背面にあるスロットの位置に合わせます。
3. コネクタがスロットにしっかりと装着されるまで、システム基板をシャーシの後方にスライドさせます。
図 63. システム基板の取り付け
4. #2 プラス ドライバを使用して、システム基板をシャーシに固定するネジを締めます。
次の手順
1. 以下を取り付けます。
a. TPM モジュール
メモ: TPM モジュールは、新しいシステム基板を取り付ける場合にのみ取り付ける必要があります。
b. ストレージコントローラカード
c. 内蔵 USB キー(該当する場合)
d. 拡張カードとライザー
e. プロセッサおよぶヒートシンク
f. メモリモジュール
g. エアフローカバー
2. システム基板にケーブルを再接続します。
メモ: システム内のケーブルがシャーシ側面に沿って配線され、ケーブル固定ブラケットで固定されているようにします。
3. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従います。
4. 次の手順を実行していることを確認してください:
a. 簡易復元 機能を使用してサービスタグを復元します。詳細については、「Easy Restore(簡易復元)」の項を参照してくださ
い。
b. サービスタグがバックアップ フラッシュ デバイスにバックアップされていない場合は、手動でサービスタグを入力します。
詳細については、「簡易復元機能を使用したサービスタグの復元」の項を参照してください。
c. BIOS および iDRAC のバージョンをアップデートします。
d. Trusted Platform Module(TPM)を有効にします。詳細については、「Trusted Platform Module の取り付け」の項を参照してく
ださい。
5. 新規または既存の iDRAC Enterprise ライセンスをインポートします。
詳細については、www.dell.com/idracmanuals で Integrated Dell Remote Access Controller
ユ
ー
ザ
ー
ズ
ガイド
を参照してください。
Trusted Platform Module
TPM(Trusted Platform Module)は、暗号化キーをデバイスに統合することによってハードウェアをセキュアにするために設計され
た専用マイクロプロセッサーです。ソフトウェアは TPM を使用してハードウェア デバイスを認証できます。各 TPM チップには、
TPM の製造時に固有のシークレット RSA キーが組み込まれており、プラットフォーム認証操作を実行することができます。
システム コンポーネントの取り付けと取り外し 89