Owners Manual
Table Of Contents
- PowerVault NX440ネットワーク接続型ストレージ システム 設置およびサービス マニュアル
- 目次
- システムの概要
- 技術仕様
- システムの初期セットアップユーティリティと設定
- DVDを使用したオペレーティング システムの再インストール
- 診断とインジケータ
- プレオペレーティングシステム管理アプリケーション
- セットアップユーティリティ
- セットアップユーティリティの表示
- セットアップユーティリティ詳細
- システム BIOS
- システム BIOS の表示
- システム BIOS 設定の詳細
- システム情報
- システム情報の表示
- システム情報の詳細
- メモリ設定
- メモリ設定の表示
- メモリー設定の詳細
- プロセッサ設定
- プロセッサ設定の表示
- プロセッサー設定の詳細
- SATA 設定
- SATA 設定の表示
- SATA 設定の詳細
- 起動設定
- 起動設定の表示
- 起動設定の詳細
- 内蔵デバイス
- 内蔵デバイスの表示
- 内蔵デバイスの詳細
- シリアル通信
- シリアル通信の表示
- シリアル通信の詳細
- システムプロファイル設定
- システムプロファイル設定の表示
- システムプロファイル設定の詳細
- システムセキュリティ
- システムセキュリティの表示
- システムセキュリティ設定の詳細
- システムパスワードおよびセットアップパスワードの作成
- systemを保護するためのsystem パスワードの使い方
- systemおよびセットアップパスワードの削除または変更
- セットアップ パスワード使用中の操作
- 冗長OS制御
- 冗長OS制御の表示
- 冗長OS制御画面の詳細
- Miscellaneous Settings(その他の設定)
- その他の設定の表示
- その他の設定の詳細
- iDRAC 設定ユーティリティ
- デバイス設定
- Dell Lifecycle Controller
- ブートマネージャ
- PXE 起動
- セットアップユーティリティ
- ジャンパとコネクタ
- システム コンポーネントの取り付けと取り外し
- ヘルプ
- マニュアル リソース
Trusted Platform Module
TPM(Trusted Platform Module)は、暗号化キーをデバイスに統合することによってハードウェアをセキュアにするために設計さ
れた専用マイクロプロセッサーです。ソフトウェアは TPM を使用してハードウェア デバイスを認証できます。各 TPM チップに
は、TPM の製造時に固有のシークレット RSA キーが組み込まれており、プラットフォーム認証操作を実行することができます。
Trusted Platform Module のアップグレード
前提条件
1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。
2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。
メモ: NX440 システムは UEFI モードをサポートしません。
注意: 暗号化キーと共に TPM(Trusted Platform Module)を使用している場合は、プログラムまたはシステムのセットアッ
プ中にリカバリ キーの作成を求められることがあります。お客様と連携し、このリカバリ キーを作成し、安全に保管してお
いてください。このシステム基板を交換した場合は、システムまたはプログラムの再起動時にリカバリ キーを入力しないと、
ハード ドライブ上の暗号化されたデータにアクセスできません。
注意: TPM プラグ イン モジュールを取り付けると、特定のシステム基板に暗号化されてバインドされます。取り付けた TPM
プラグ イン モジュールを取り外そうとすると、その暗号化されたバインドが破壊され、再取り付けまたは他のシステム基板
への取り付けができなくなります。
メモ:
● お使いのオペレーティング システムが、インストールされている TPM モジュールのバージョンをサポートしていることを
確認してください。
● お使いのシステムに最新の BIOS ファームウェアがダウンロードされインストールされていることを確認してください。
● BIOS が UEFI 起動モードを有効にするように設定されていることを確認してください。
手順
1. システム基板の TPM コネクタの位置を確認します。
2. モジュールを押し下げたまま、TPM モジュールに同梱の安全トルクス 8 ビットを使用してネジを外します。
3. TPM モジュールをコネクタから引き出します。
4. プラスチック製リベットを TPM コネクタから押し出し、反時計回りに 90° 回してシステム基板から外します。
5. プラスチック製リベットをシステム基板上のスロットから引き出します。
図 65. TPM の取り付け
次の手順
1. システム基板を取り付けます。
2. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従います。
90 システム コンポーネントの取り付けと取り外し