Users Guide
には、ユーザーはオペレーター・パネルで論理ライブラリー状況にアクセスする必要があります。管理
GUI には「論理ライブラリーのグラフィカル・ビュー (Logical Library Graphical View)」が用意されて
います。
ライブラリーのパーティション化
フルハイトまたはハーフハイトの物理ドライブでは、すべてのドライブがボトムアップ方式で物理的に番号
付けされます。例えば、 17 ページの図 22 でハーフハイト・ドライブを取り替えた場合、ドライブに付け
られている番号は 1 から 4 のままです。1 番から 4 番のドライブの間のいずれかのスロットにドライブ
を追加すると、物理的な番号付けは変化しますが、引き続きボトムアップ方式で番号付けされます。
重要: フルハイト・ドライブは下部の 2 つのスロットにあるモジュールのみに取り付け可能です。
単一の論理ライブラリー・システムの構成
単一論理ライブラリー・システムは、あらゆるドライブ位置にあるすべてのドライブ、およびすべてのスロ
ットを含みます。
複数の論理ライブラリーの構成
複数の論理ライブラリーを持つライブラリーには、各論理ライブラリーに 1 つのドライブと、少なくとも
1 つのスロットがなければなりません。ドライブはライブラリー内のどの位置でも配置可能です。アクセサ
ーの移動を最小限にしてパフォーマンスを最大化するため、同じ論理ライブラリーに割り当てられているス
ロットの近くにドライブを配置することをお勧めします。
SCSI エレメント・アドレッシング
論理ライブラリーはドライブ、ストレージ・スロット、入出力スロット、およびアクセサーに SCSI エレ
メント・アドレスを割り当てます。エレメント・タイプ (ドライブ、ストレージ、入出力) ごとに、 SCSI
エレメント・アドレスを管理 GUI で確認できます。
SCSI アドレッシングはロケーションの物理的な番号付けと同じ方式に従いますが、このアクションは「拡
張論理ライブラリー (Advanced Logical Library)」構成に依存します。
ドライブの番号付けはボトムアップ方式です。ストレージ・スロットの番号付けは左のマガジン (前から後
ろ、下部から上部) の次に、右のマガジン (後ろから前、下部から上部) です。入出力スロットの番号付け
は下部から上部です。アクセサーは単数です。
注: ライブラリー内のドライブ数を減らす場合は、論理ライブラリーの構成を更新してください。このアク
ションによって、ドライブの欠落を示すすべてのイベント通知が除去されます。
論理ライブラリーの構成を更新すると、SCSI エレメント・アドレッシングが変化する場合があります。
ホスト接続の確認
ホスト・コンピューターとライブラリーとの接続を確認するための手順。
ホスト・コンピューターとライブラリーの間の接続を確認するには、以下を実行します
1. ライブラリーと互換性のあるアプリケーション・ソフトウェアおよびドライバーをインストールしま
す。バックアップ・ソフトウェア・パッケージがロボット装置と通信するには、追加のソフトウェアま
たはライセンス交付が必要になる場合があります。
66 Dell EMC ML3 テープ・ライブラリー: ユーザーズ・ガイド