Users Guide
v カートリッジを検査するときは、カートリッジ・ドアのみを開きます。カートリッジ・ケースの他の部
分は開かないでください。 ケースの上下の部品はねじ止めされています。分解すると、カートリッジを
使用できなくなります。
v カートリッジを使用または保管する前に、カートリッジを検査して損傷の有無を調べます。
v カートリッジの背面 (テープ・ロード格納機構に最初にロードする部分) を検査して、カートリッジ・ケ
ースの継ぎ目にすき間がないことを確認します。継ぎ目にすき間がある場合 (図 90 を参照)、先行ピン
が外れている可能性があります。
v 先行ピンが適切に取り付けられていることを確認します。 の ▌2▐ を参照してください。
v 取り扱いを誤ったカートリッジがまだ使用できると思われる場合は、データ・リカバリーをするため
に、そのカートリッジにあるすべてのデータを良好なカートリッジに即時にコピーしてください。取り
扱いを誤ったカートリッジは廃棄してください。
v 取り扱い手順および配送手順を確かめます。
カートリッジの慎重な取り扱い
v カートリッジを落とさないようにしてください。 カートリッジを落とした場合、カートリッジ・ドアを
後ろにスライドさせて、ピン保持スプリング・クリップにリーダー・ピンが正しく収まっていることを
確認します。 の ▌2▐ を参照してください。
v カートリッジの外側に出ているテープに手を触れてはなりません。 テープに触ると、テープの表面や端
が損傷し、読み取りや書き込みの信頼性が損なわれるおそれがあります。カートリッジの外側に出てい
るテープを引っ張ると、カートリッジ内のテープとブレーキ機構を損傷するおそれがあります。
v カートリッジは 7 個以上積み重ねないでください。
v 再使用する予定のカートリッジを消磁してはなりません。 消磁すると、テープは使用できなくなりま
す。
図 90. カートリッジの継ぎ目のすき間の検査
付録 B. LTO メディア 185