Users Guide
4. 締め付け、切断、または摩滅など、ライブラリーの電源コードの損傷を確認します。
5. ドライブに FC/SAS が取り付けられている場合、磁気テープ・ドライブの FC/SAS ケーブルに損傷
がないか確認します。
6. ライブラリーの上下のカバーに鋭いエッジ、損傷、または内部の部品が露出するような変形個所がない
か検査します。
7. ライブラリーの上下のカバーが適切に収まっているか検査します。カバーは定位置にしっかり固定され
なければなりません。
8. ライブラリー背面にあるプロダクト・ラベルを調べ、コンセントの電圧に一致することを確認します。
ラックの安全性
すべてのラック・マウント・デバイスについて、以下に示す一般的な安全上の注意を適用してください。
危険
IT ラック・システム付近で作業するときは、 以下の予防措置を守ってください。
v 重い装置 - 取り扱いを誤ると、人身傷害や装置への損傷が発生する恐れがあります。
v ラック・キャビネットのレベル・パッドを常に下げてください。
v ラック・キャビネットにスタビライザー・ブラケットを常に取り付けておいてください。
v 機械的負荷が均等でないために起きる危険な状態を回避するため、最も重いデバイスは、常にラック・
キャビネットの最下部に取り付けてください。サーバーとオプション・デバイスは常に、ラック・キャ
ビネットの下部から取り付けてください。
v ラック・マウント・デバイスを棚代わりや作業スペースとして使用しないでください。ラック・マウン
ト・デバイスの上に物体を置かないでください。
v 各ラック・キャビネットに複数の電源コードが使われている場合があります。保守時に電源を外す指示
があった場合は、必ずラック・キャビネットの電源コードをすべて切り離してください。
v ラック・キャビネットに取り付けるデバイスはすべて、同じラック・キャビネットに取り付けられた電
源機構に接続してください。あるラック・キャビネットに取り付けたデバイスの電源コードを、別のラ
ック・キャビネットに取り付けた電源機構に接続してはなりません。
v 電源コンセントの配線が正しくないと、システムまたはこのシステムに接続されたデバイスの金属部分
に危険な電圧がかかることがあります。感電事故を防ぐためにコンセントが正しく配線され、アースさ
れているかどうかを、お客様の責任で確認してください。 (R001 1 / 2)
xx Dell EMC ML3 テープ・ライブラリー: ユーザーズ・ガイド