Users Guide

初期構成後は、論理ライブラリー・ウィザード (エキスパート・モード) を使用することによっ
て、自動クリーニングをオンまたはオフにできます。
1. 「ライブラリー」 > 「論理ライブラリー」 > 「アクション (Actions) > 「論理ライブラリ
ーの管理 (エキスパート・モード) (Manage Logical Library (Expert Mode))」にアクセスし
ます。
2. 論理ライブラリーを選択してから、「編集 (Edit)」をクリックします。
3. 「次へ (Next)」をクリックして「一般設定 (General Settings)」画面に進みます。
4. 「自動クリーニング (Auto Clean)」をチェックまたはクリアしてから、後続の画面で「次へ
(Next) をクリックします。
5. 変更を行った場合は、「完了 (Finish)」をクリックして、論理ライブラリーを再構成します。
変更を行わなかった場合は、「キャンセル (Cancel)」をクリックします。
: Dell は、ライブラリーの自動クリーニング機能を使用可能にすることをお勧めしています。自
動クリーニング機能を使用可能にしておくと、ドライブ・クリーニングは自動的に行われます。自
動クリーニングを使用不可にするのは、バックアップ・アプリケーションに制御を持たせる必要が
ある場合のみにしてください。
手動クリーニング
手動クリーニングでは、1 つ以上のテープ・ドライブのクリーニングを実行するためには、ユーザ
ーが管理 GUI からメニュー・オプションを選択する必要があります。手動クリーニングは常にサ
ポートされています。
ホスト・クリーニング
ホスト・クリーニングでは、バックアップ・アプリケーションがクリーニング・プロセスの定義と
制御を行うことができます。自動クリーニングおよび手動クリーニングでは CLNxxx VOLSER
使用します。
: テープ・カートリッジについては、 17 ページの『サポートされるテープ・カートリッジ』を参照して
ください。
カートリッジへのアクセス
各マガジンには、マガジンを簡単にオープンできるボタンがあります。
7 ページの『フロント・パネル』 を参照。
それぞれのモジュールを、入出力装置として指定されている右のマガジンの一部を収容するように構成する
ことができます。あるいはこのオプションを使用不可にすることもできます。
v 入出力装置をオープンするには、マガジン・ボタンを 3 秒より短く押します。
v マガジン全体をオープンするには、マガジン・ボタンを 3 秒より長く押します。
:
1. マガジンのオープン中は、他のマガジンや入出力装置をオープンできません。
2. マガジンのオープン処理中に対象のマガジンが 30 秒以内にオープンしない場合、そのマガジンはロッ
クされています。
3. マガジンが排出されない場合、ユーザーはマガジンを引き出す必要があります。
さらに LED もマガジンの現状を示します。
84 Dell EMC ML3 テープ・ライブラリー: ユーザーズ・ガイド