Users Guide
メモ: watchdog-timeout=が非ゼロ値に設定されている場合、ウォッチドッグ ハードウェア(/dev/watchdog、または
WatchdogDevice=またはカーネル オプション systemd.watchdog-device=で指定されるパス)が、指定されたタイムアウト期
間内にアクセスがなければ自動的にシステムを再起動するようにプログラムされます。
2. WDT 環境設定を表示します。
# cat /etc/default/watchdog
sysfs インターフェイスを介した読み取りステータス
表 18. WDT ファイルの説明
読み取り専用ファイルの場所 説明
/sys/class/watchdog/watchdog0/bootstatus 起動時の WDT デバイスのステータスが含まれます。これは、
ioctl(入出力制御)インターフェイスの
WDIOC_GETBOOTSTATUS に相当します。
/sys/class/watchdog/watchdog0/identity WDT デバイスの ID 文字列が含まれます。
/sys/class/watchdog/watchdog0/nowayout 読み取り中にデバイスが nowayout をサポートする場合は、値
1 を提供します。その他の場合は 0 です。
/sys/class/watchdog/watchdog0/state WDT デバイスのアクティブ/非アクティブ ステータスを提供し
ます。
/sys/class/watchdog/watchdog0/status WDT デバイスの内部ステータスが含まれます。これは、ioctl イ
ンターフェイスの WDIOC_GETSTATUS に相当します。
/sys/class/watchdog/watchdog0/timeleft リセット生成までの残り時間の値が含まれます。これは、ioctl
インターフェイスの WDIOC_GETTIMELEFT に相当します。
/sys/class/watchdog/watchdog0/timeout timeout の現在の値が含まれます。
信頼済みプラットフォームモジュール(TPM)
メモ: TPM の詳細については、developer.ubuntu.com/en/snappy/guides/security-whitepaper/を参照してください。
TPM ハードウェアは、Snappy エンハンス セキュリティ サポート付きの製品に取り付けられます。TPM は、TPM ハードウェアが取
り付けられているデバイスでのみサポートされます。TPM のオン/オフ設定は BIOS で設定でき、オペレーティング システムで Dell
Command | Configure アプリケーションを介して管理できます。
1. TPM モジュールがロードされているかどうかを確認します。
(plano)ubuntu@localhost:~$ ls /dev/tpm0
ls: cannot access /dev/tpm0: No such file or directory
2. TPM がオンになっている場合、デバイス ノード(/dev/tpm0)が存在します。
# ls /dev/tpm0
Dell Command | Configure での TPM のアクティブ化
次の手順に従って、Dell Command | Configure アプリケーションで TPM のアクティブ化をチェックします。
1. 設定されていない場合は、BIOS パスワードを設定します。
# cctk --setuppwd=<new-BIOS-password>
オペレーティング システムのセット アップ 67