Users Guide
Ubuntu Core 16
概要
Ubuntu Core 16 は、IOT システムとそのアプリケーションをまったく新しいメカニズムで管理する Linux OS ディストリビューショ
ンです。Ubuntu Core 16 OS の詳細については、以下を参照してください。
● www.ubuntu.com/cloud/snappy
● www.ubuntu.com/internet-of-things
Ubuntu Core 16 をセットアップするための前提条件
インフラストラクチャ
Ubuntu Core 16 オペレーティングシステムとアプリケーション(スナップ)をアップデートするには、インターネットへのアクティ
ブな接続が必要です。
予備知識
● Ubuntu Core 16 オペレーティングシステムをセットアップする担当者が次の予備知識を持っていることを確認します。
○ Unix / Linux コマンド
○ シリアル通信プロトコル
○ SSH ターミナルエミュレータ(たとえば、PuTTY)
○ ネットワーク設定(たとえば、プロキシ URL)
起動とログイン – リモートシステム構成
1. Edge Gateway の Ethernet ポート 1 から、IP アドレスを提供する DHCP 対応ネットワークまたはルーターにネットワークケーブル
を接続します。
2. ネットワークの DHCP サーバで dhcp-lease-list コマンドを使用して、Edge Gateway の MAC アドレスに関連付けられてい
る IP アドレスを取得します。
3. SSH ターミナルエミュレータ(たとえば、Linux のネイティブコマンドライン SSH クライアントや Windows の PuTTY など)を
使用して SSH セッションを設定します。
メモ: Ubuntu Core 16 では、SSH サービスがデフォルトで有効になっています。
4. コマンド ssh admin@<IP
アドレス
> を入力し、続けてデフォルトのユーザー名とパスワードを入力します。デフォルトのユー
ザー名とパスワードは、どちらも admin です。
たとえば、次のとおりです。
lo@lo-Latitude-E7470:~$ ssh admin@10.101.46.209
admin@10.101.46.209's password:
起動とログイン – 静的 IP システム構成
これにより、ホストコンピュータから Edge Gateway に接続できます。使用するホストコンピュータは、同じサブネット上に存在し
ている必要があります。
メモ: Edge Gateway の Ethernet ポート 2 の静的 IP アドレスは、工場出荷時に次の値に設定されています。
● IP アドレス:192.168.2.1
● サブネットマスク:255.255.255.0
● DHCP サーバ:該当なし
オペレーティング システムのセット アップ 49