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オペレーティング システムのセット アップ
注意: 突然の電力損失からオペレーティングシステムの破損を防ぐため、オペレーティングシステムを使用して Edge Gateway
をグレースフルシャットダウンします。
Edge Gateway には次のオペレーティングシステムのいずれかが装備されています。
● Windows 10 IoT Enterprise LTSB 2016
● Ubuntu Core 16
● Ubuntu Server 18.04
メモ: Windows 10 オペレーティング システムの詳細については、msdn.microsoft.com を参照してください。
メモ: Ubuntu Core 16 オペレーティング システムの詳細については、www.ubuntu.com/desktop/snappy を参照してください。
Windows 10 IoT Enterprise LTSB 2016
起動とログイン - リモートシステム構成
メモ: 使用するコンピュータが、Edge Gateway と同じサブネット上に存在している必要があります。
1. Edge Gateway の Ethernet ポート 1 から、IP アドレスを提供する DHCP 対応ネットワークまたはルーターにネットワークケーブル
を接続します。
メモ: 初めて Windows を起動する場合は、システム構成に 5 分ほどかかります。2 回目以降の起動は 50 秒ほどで完了しま
す。
2. Edge Gateway の前面カバーに記された MAC アドレスを使用して、ネットワークの DHCP サーバまたはネットワークアナライザ
から IP アドレスを取得します。
3. Windows コンピュータで、リモートデスクトップ接続アプリケーションを見つけて起動します。
4. IP アドレスを使用してログインします。
メモ: Edge Gateway に接続するときの認証エラーはすべて無視してください。
起動とログイン — 静的 IP システム構成
メモ: リモートからの Edge Gateway のセットアップを容易にするために、Edge Gateway の Ethernet ポート 2 の静的 IP アドレ
スは、工場出荷時に次の値に設定されています。
● IP アドレス:192.168.2.1
● サブネットマスク:255.255.255.0
● DHCP サーバ:該当なし
Edge Gateway は、同じサブネット上にある Windows コンピュータにクロスオーバーケーブルを使用して接続できます。
1. Windows コンピュータのコントロールパネルで、View network connections(ネットワーク接続の表示)を検索します。
2. 表示されるネットワークデバイスの一覧で、Edge Gateway への接続に使用する Ethernet アダプタを右クリックし、Properties
(プロパティ)をクリックします。
3. Networking(ネットワーク)タブで、Internet Protocol Version 4(TCP/IPv4)(インターネットプロトコルバージョン 4
(TCP/IPv4)) > Properties(プロパティ)をクリックします。
4. Use the following IP address(次の IP アドレスを使用)を選択し、192.168.2.x を入力します(ここで x は IP アドレスの
最後の桁を表します。たとえば、192.168.2.2 です)。
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