Users Guide
Ubuntu Core 16 をセットアップするための前提条件
インフラストラクチャ
Ubuntu Core 16 オペレーティングシステムとアプリケーション(スナップ)をアップデートするには、インターネットへのアクティ
ブな接続が必要です。
予備知識
● Ubuntu Core 16 オペレーティングシステムをセットアップする担当者が次の予備知識を持っていることを確認します。
○ Unix / Linux コマンド
○ シリアル通信プロトコル
○ SSH ターミナルエミュレータ(たとえば、PuTTY)
○ ネットワーク設定(たとえば、プロキシ URL)
起動とログイン – 直接システム構成
1. Edge Gateway の電源をオンにします。システムがオペレーティングシステムを自動的にセットアップし、すべての構成を適用
するために複数回再起動します。システムがオペレーティングシステムを起動するまでに 1 分ほどかかります。
2. プロンプトが表示されたら、デフォルトの資格情報を使用してログインします。デフォルトのユーザー名とパスワードは、どち
らも admin です。デフォルトのコンピュータ名はサービスタグです。
たとえば、次のとおりです。
Ubuntu Core 16 on 127.0.0.1 (tty1)
localhost login: admin
Password: admin
起動とログイン – 静的 IP システム構成
これにより、ホストコンピュータから Edge Gateway に接続できます。使用するホストコンピュータは、同じサブネット上に存在し
ている必要があります。
メモ: Edge Gateway の Ethernet ポート 2 の静的 IP アドレスは、工場出荷時に次の値に設定されています。
● IP アドレス:192.168.2.1
● サブネットマスク:255.255.255.0
● DHCP サーバ:該当なし
1. ホストコンピュータで、Edge Gateway に接続されている Ethernet アダプタに、同じサブネットに属する静的 IPv4 アドレスを設
定します。IPv4 アドレスを 192.168.2.x に設定します(ここで x は IP アドレスの最後の桁を表します。たとえば、
192.168.2.2 です)。
メモ: IPv4 アドレスを Edge Gateway と同じ IP アドレスに設定しないでください。192.168.2.2 ~ 192.168.2.254 の
範囲内にある IP アドレスを使用してください。
2. サブネットマスクを 255.255.255.0 に設定します。
オペレーティングシステムとアプリケーションのアップデート
ネットワーク接続を有効にしてインターネットに接続した後は、最新の OS コンポーネントとアプリケーションをインストールする
ことが Dell によって推奨されています。Ubuntu Core 16 をアップデートするには、次のコマンドを実行します。
admin@localhost:~$ sudo snap refresh
50 オペレーティング システムのセット アップ