Users Guide
1. アクセスポイントのステータスをチェックします。
$ wifi-ap.status
2. デフォルトでは SoftAP は無効です。SoftAP をオンにします。
$ wifi-ap.config set disabled=false
3. WPA2 パーソナルによって Wi-Fi アクセスポイントを保護するには、2 つの設定項目を変更します。
$ wifi-ap.config set wifi.security=wpa2 wifi.security-passphrase=Test1234
変更後、Test1234 にセットされたパスフレーズによって WPA2 のセキュリティが有効になります。
メモ: パスフレーズに特殊文字またはスペースが含まれている場合は、それらの文字が正しく追加されていること
を確認します。たとえば、「My WiFi」、「Pa$$word」、「Alan's AP」のような場合です。
その他の通信インタフェース
シリアル
RS-232 と RS-422 / 485 の LED のデフォルト状態は オフ であり、データが転送されているときだけ オン になります。デバイス
ノードは、左端のポートの RS-232 から始まるポート位置によって順序付けされます。
表
10. シリアルポート
番号 ポートタイプ コネクタ デバイスノード
1 RS-232/RS-422/RS-485 Molex 90130-3210 COM3
2 RS-232/RS-422/RS-485 Molex 90130-3210 COM3
RS-232
デバイスを制御または操作するためにすぐに使えるソフトウェアは、デルからは提供されていません。
RS-232 ポートを設定するには、次のコマンドを実行します。
1. BIOS から RS-232 に設定します。これは BIOS スクリプトにあります。
#Platcfg64E.efi 0x046F:0x0001
#Platcfg64E.efi 0x046F:0x0001
あるいは、Dell Command | Configure(DCC)アプリケーションを使用して、BIOS 設定を切り替えます。
$ dcc.cctk -h --serial1
$ dcc.cctk --serial1
$ dcc.cctk --serial1=rs232
2. シリアルポートモードを設定します。
$ sudo stty -F /dev/ttyXRUSB0 ispeed 115200 ospeed 115200 -echo -onlcr -ixon -ixoff
$ sudo stty -F /dev/ttyXRUSB1 ispeed 115200 ospeed 115200 -echo -onlcr -ixon -ixoff
3. 2 つのポート間(デバイス上の 2 つのシリアルポート間を結ぶ有線の RS-232)でデータを転送するか、受信します。
$ sudo su
$ echo abcdefg > /dev/ttyXRUSB0
データを送信するコマンドを繰り返します。
4. お使いのコンピュータとは別のターミナルから、ssh を使用してデータを受信します。
$ ssh admin@<IP addr of caracalla>
(passwd: admin)
$ sudo su
$ cat /dev/ttyXRUSB1
文字列が正しく受信されたことを確認します。
RS-422FD/RS-485FD
デバイスを制御または操作するためにすぐに使えるソフトウェアは、デルからは提供されていません。
RS-422/RS-485 ポートを設定するには、次のコマンドを実行します。
1. BIOS から RS-422/RS-485 FD に設定します。これは BIOS スクリプトにあります。
#Platcfg64E.efi 0x0470:0x0003
#Platcfg64E.efi 0x0473:0x0003
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