Owners Manual
表 29. システムセキュリティ設定
オプション 説明
Intel AES-NI
Advanced Encryption Standard Instruction Set(AES-NI)を使用して暗号化および復号を行
うことによって、アプリケーションの速度を向上させます。これはデフォルトで
Enabled(有効)に設定
されています。このオプションは、デフォルトで Enabled(有効)に設定されていまます。
システムパスワード システムパスワードを設定します。このオプションは、デフォルトで Enabled(有効)に設定されてお
り、システムにパスワードジャンパが取り付けられていない場合は、読み取り専用になります。
セットアップパスワード セットアップパスワードを設定します。システムにパスワードジャンパが取り付けられていない場合、こ
のオプションは読み取り専用です。
パスワードステータス システムパスワードをロックします。デフォルトでは、このオプションは On(オン)に設定されています。
TPM セキュリティ
メモ: TPM メニューは、TPM モジュールがインストールされている場合のみ使用可能で
す。
TPM の報告モードを制御することができます。デフォルトでは、TPM Security(TPM セキュリティ)
オプションは O(オフ)に設定されています。TPM Status(TPM ステータス)フィールド、TPM
Activation(TPM
の有効化)フィールド、および Intel TXT フィールドは、TPM Status(TPM ス
テータス)フィールドが On with Pre-boot Measurements(起動前測定ありでオン)または On
without Pre-boot Measurements
(起動前測定なしでオン)のいずれかに設定されている場合
に限り、変更できます。
TPM 情報 TPM の動作状態を変更することができます。このオプションはデフォルトで有効に設定されていま
す。
TPM ステータス TPM ステータスを指定します。
TPM コマンド TPM の全プロパティをクリアします。デフォルトでは、TPM Clear(TPM のクリア) オプションは No
(
なし) に設定されています。
注意: TPM をクリアすると、TPM 内のすべてのキーが失われます。TPM キーが失われる
と、
OS の起動に影響するおそれがあります。
Intel TXT
Intel Trusted Execution Technology(TXT)オプションを有効または無効にします。Intel TXT オ
プションを有効にするには、仮想化テクノロジと
TPM セキュリティを起動前測定ありで有効にする必
要があります。このオプションは、デフォルトで O(オフ)に設定されています。
電源ボタン システム前面の電源ボタンの有効 / 無効を切り替えることができます。このオプションは、デフォルト
で
Enabled(有効)に設定されていまます。
AC 電源リカバリ AC 電源が回復した後のシステムの動作を設定します。このオプションは、デフォルトで Last(前回)
に設定されています。
AC 電源リカバリ遅延 AC 電源が回復した後のシステムへの電源投入の時間遅延を設定します。このオプションは、デフォ
ルトで
Immediate(即時)に設定されています。デフォルトでは、このオプションは On(オン)に設
定されています。
User Dened Delay(ユーザー定義の遅延(60
~240
秒))
AC Power Recovery Delay(AC 電源リカバリ遅延)に User Dened(ユーザー定義)オプ
ションが選択されている場合、
User Dened Delay(ユーザー定義の遅延)オプションを設定しま
す。
UEFI 変数アクセス UEFI 変数を安全に維持するためのさまざまな手段を提供します。標準(デフォルト)に設定されて
いる場合、
UEFI 変数は UEFI 仕様によってオペレーティングシステムでアクセス可能です。
Controlled(制御)に設定されている場合、選択した EFI 変数は環境に保護され、新しい UEFI
起動エントリは、現在の起動順序の最後に行なわれます。
プレオペレーティングシステム管理アプリケーション
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