Owners Manual
システムバッテリー
システムバッテリーを使用して、リアルタイムクロックに電力を供給し、システムの BIOS 設定を保存します。
システムバッテリの交換
前提条件
メモ: バッテリーの取り付け方が間違っていると、破裂するおそれがあります。交換用のバッテリーには、同じ製品か、または
製造元が推奨する同等品を使用してください。詳細については、お使いのシステムに付属するマニュアルで、安全に関する情
報を参照してください。
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限
り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な
修理を行うようにしてください。Dell の許可を受けていない保守による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属してい
るマニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。
1. 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。
2. 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。
3. プラスチックスクライブを準備しておきます。
4. 冷却エアフローカバーを取り外します。
メモ: 必要に応じて、冷却エアフローカバー上の拡張カードラッチを閉じ、フルレングスカードを外します。
5. 必要に応じて、電源ケーブルまたはデータケーブルを拡張カードから外します。
6. 必要に応じて、拡張カードライザーを取り外します。
手順
1. バッテリソケットの位置を確認します。「システム基板のコネクタ」の項を参照してください。
注意: バッテリの取り付け、取り外しの際には、バッテリコネクタが破損しないようにしっかり支えてください。
2. プラスチックスクライブを使用して、下の図に示すようにシステムバッテリーを外します。
図 65. システムバッテリの取り外し
a. プラスチックスクライブ
b. バッテリのプラス(+)側
c. ソケット
3. 新しいシステムバッテリーを取り付けるには、プラス側を上にしてバッテリーを持ち、固定タブの下にスライドさせます。
4. 所定の位置に収まるまでバッテリをコネクタに押し込みます。
システムコンポーネントの取り付けと取り外し 125