Owners Manual
次の手順
1. PCIe 拡張カードライザーが取り外されている場合は、再度取り付けます。
2. ケーブルが外されている場合は、拡張カードに再度接続します。
3. 冷却用エアフローカバーを取り付けます。
4. 必要に応じて、冷却用エアフローカバー上の拡張カードラッチを開き、フルレングス拡張カードをサポートします。
5. 「システム内部の作業を終えた後に」の項に記載された手順に従います。
6. 起動中に F2 を押してセットアップユーティリティを起動し、プロセッサの情報が新しいシステム構成と一致していることを確
認します。
7. システム診断プログラムを実行し、新しいプロセッサが正しく動作することを確認します。
関連タスク
システム内部の作業を始める前に
プロセッサの取り付け
拡張カードライザーの取り付け
冷却エアフローカバーの取り付け
システム内部の作業を終えた後に
ヒートシンクの取り外し
関連資料
安全にお使いいただくために
セットアップユーティリティ
電源装置ユニット
お使いのシステムは次の電源装置ユニット(PSU)をサポートしています。
• 450 W AC(非冗長)
• 550 W AC(冗長)
2 台の同一 PSU が取り付けられている場合、PSU 構成が冗長(1+1)。冗長モードでは、効率性を最大化するため、システムに対し
て両方の PSU から電力が同等に供給されます。
PSU が 1 台のみ取り付けられている場合、電源装置構成は非冗長(1 + 0)です。システムに電力を供給する PSU は 1 台のみです。
メモ: 2 台の PSU を使用する場合は、両方のタイプと最大出力電力が同一である必要があります。
メモ: AC PSU については、拡張電源パフォーマンス(EPP)ラベルが背面に貼付されている PSU のみを使用してください。
旧世代の Dell サーバーからの PSU を混在させると、PSU の不一致が発生し、電源が入らなくなる可能性があります。
ホットスペア機能
お使いのシステムではホットスペア機能がサポートされており、電源装置ユニット (PSU) の冗長性に関連する電力のオーバーヘッ
ドが著しく軽減されます。
ホットスペア機能を有効に設定すると、1 台の冗長 PSU がスリープ状態に切り替わります。アクティブな PSU が負荷の 100% を支
えるため、効率良く動作します。スリープ状態の PSU がアクティブな PSU の出力電圧を監視します。アクティブな PSU の出力電
圧が低下すると、スリープ状態の PSU が、アクティブな出力状態に戻ります。
1 台の PSU をスリープ状態にするよりも、両方の PSU をアクティブする方が効率的な場合は、アクティブな PSU でスリープ状態
の PSU をアクティブにできます。
デフォルトの PSU 設定は次の通りです。
• アクティブな PSU の負荷が 50% を超えている場合、冗長 PSU はアクティブ状態に切り替えられます。
• アクティブな PSU の負荷が 20% を下回った場合、冗長 PSU はスリープ状態に切り替えられます。
iDRAC 設定を使用してホットスペア機能を設定できます。iDRAC 設定の詳細については、Dell.com/idracmanuals で入手できる
『Integrated Dell Remote Access Controller User’s Guide』(Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズガイド)を参照してくだ
さい。
システムコンポーネントの取り付けと取り外し 95