Deployment Guide

フェールオーバークラスタの設定

これらのタスクは、クラスタ内にあるストレージノードサーバーのいずれかに対して実行できます。本項で

説明されているタスクは 1 回だけ実行できます。作業を続行する前に、管理者権限でドメインアカウントに

ログインします。

メモ: クラスタに含める各ストレージノードの名前を知っている必要があります。

クラスタテストの実行

1. Server Manager → Tools → Failover Cluster Manager（サーバーマネージャ > ツール > フェールオー

バークラスタマネージャ）の順にクリックします。

Failover Cluster Manager（フェールオーバークラスタマネージャ）ウィンドウで、Validate

Configuration（設定の検証）を選択します。

2. Validate a Configuration Wizard（設定の検証）ウィンドウで、Validate a Configuration Wizard（設

定の検証）ウィンドウに追加するサーバーの名前を追加します。

3. Run All tests（すべてのテストを実行）を選択し、Next（次へ）をクリックします。

4. テストの実行を許可します。この手順が完了するのに 1 時間以上かかる場合があります。

5. 警告やエラーがあることを示すメッセージが表示されている場合は、View Report（レポートの表示）

をクリックし、クラスタを設定する前に問題を解決します。

6. エラーが存在しない場合は、Create the cluster now using the validated nodes（今すぐ検証済みノー

ドを使用してクラスタを作成）チェックボックスを選択します。

7. クラスタの作成を開始するには、Finish（完了）をクリックします。

Create Cluster Wizard（サーバークラスタの作成ウィザード）ウィンドウが表示されます。

クラスタの作成

1. Create Cluster Wizard（クラスタの作成ウィザード）ウィンドウに、クラスタアクセスポイントの名前

を入力します。Next（次へ）をクリックします。

2. プロンプトが表示されたら、Add all available storage to cluster（使用可能なすべてのストレージをク

ラスタに追加する）チェックボックスをオフにします。

メモ: この時点で使用可能なすべてのストレージをクラスタに追加すると、Failover Cluster

Manager

から Clustered Storage Spaces を使用および管理することができなくなります。

3. Summary（概要）ウィンドウで、ディスク監視の設定に関する警告をすべて無視します。

メモ: クラスタを作成する場合は、ディスク監視も作成されます。ただし、ディスク監視の作成プ

ロセスは、本書の範囲外であるため、ここでは説明しません。ディスク監視の設定の詳細について

は、

Dell.com/dsmsmanuals にある『Dell Storage with Microsoft Storage Spaces Best Practices

Guide』（Dell Storage with Microsoft Storage Spaces ベストプラクティスガイド）を参照してくだ

さい。