Users Guide
仮想メディアブラウザのプラグインのインストール
仮想メディア機能を使用するには、管理ステーションに仮想メディアブラウザのプラグインがインストールされていることが必要です。DRAC 5 ユーザーインタフェースを開いて仮想メディアページを開く
と、ブラウザが自動的にプラグインをダウンロードします(必要な場合)。プラグインが正常にインストールされると、仮想ドライブに接続しているフロッピーディスクと光ディスクのリストが仮想メディアペー
ジに表示されます。
Windows ベースの管理ステーション
Microsoft Windows オペレーティングシステムを実行している管理ステーションで仮想メディア機能を実行するには、対応バージョンの Internet Explorer と ActiveX Control プラグインをイン
ストールします。ブラウザのセキュリティを 中 以下に設定し、Internet Explorer が署名付き ActiveX コントロールをダウンロードしてインストールできるようにします。
仮想メディア機能をインストールして使用するには、管理者権限も必要です。ActiveX コントロールをインストールする前に、Internet Explorer でセキュリティ警告が表示される場合があります。
ActiveX コントロールのインストールを実行するには、表示されるセキュリティ警告に答えて ActiveX コントロールを許可します。
Linux ベースの管理ステーション
Linux オペレーティングシステムを実行している管理システムで仮想メディア機能を実行するには、対応バージョンの Mozilla または Firefox をインストールします。仮想メディアプラグインがインスト
ールされていないか、またはより新しいバージョンがあれば、インストール中に管理ステーションにこのプラグインをインストールしてよいかを確認するダイアログボックスが表示されます。ブラウザを実行
しているユーザーがブラウザのディレクトリツリーに書き込む権限があることを確認してください。ユーザー ID が書き込み権限を持たない場合は、仮想メディアプラグインをインストールできません。
詳細については、デルサポートサイト support.dell.com/manuals にある『Dell システムソフトウェアサポートマトリックス』を参照してください。
仮想メディアの実行
仮想メディアを使用すると、フロッピーイメージやドライブを「仮想化」して、管理コンソールのフロッピーイメージ、フロッピードライブ、または光学ドライブをリモートシステム上で使用可能なドライブにする
ことができます。仮想メディアに接続するには、ブラウザのプラグインまたは Java プラグインを使用します。Java プラグインを使用している場合は、管理システムに Java Runtime Environment
(JRE)1.6 以降がインストールされていることを確認してください。
サポートされている仮想メディア設定
フロッピードライブと光学ドライブ 1 台ずつの仮想メディアを有効にできます。1 度に仮想化できるのは各メディアタイプにつきドライブ 1 台のみです。
サポートされているフロッピードライブにはフロッピーイメージ 1 つまたは空きフロッピードライブ 1 台があります。サポートされている光学ドライブには、最大 1 台の空き光学ドライブまたは 1 つの
ISO イメージファイルがあります。
ウェブユーザーインタフェースを使った仮想メディアの実行
ネイティブプラグインを使用した仮想メディアの接続
1. 管理ステーションで対応ウェブブラウザを開きます。対応ウェブブラウザのリストについては、デルサポートウェブサイト support.dell.com/manuals で『Dell システムソフトウェアサポート
マトリックス』を参照してください。
2. DRAC 5 に接続し、ログインします。詳細については、ウェブベースインタフェースへのアクセス を参照してください。
3. メディア タブをクリックして、仮想メディア をクリックします。
仮想メディア ページが開いて、仮想化できるクライアントドライブが表示されます。
4. 仮想メディアプラグインをインストールするように指示されたら、指示に従ってインストールしてください。
5. 属性 ボックスで、次の手順を実行します。
a. 値 列で、接続 / 切断 状態値が 接続 になっていることを確認します。
注意: 仮想メディアセッションの実行中は、 racreset コマンドを使用しないでください。データの喪失を始め、望ましくない結果が起 きる可能性があります
。
注意: コンソールリダイレクトと 仮想メディア がサポートしているのは 32ビットのウェブブラウザのみです。64 ビットのウェブブラウザを使用すると、予期しない結果や
エラーが生じることがあります。
メモ:フロップーイメージファイルは仮想フロッピーとして仮想化できるので、フロッピードライブ の下の フロッピーイメージファイル が表示されることがあります(該当する場合)。1 台
の光学ドライブと 1 台のフロッピーを同時に選択するか、1 台のドライブだけを選択することができます。
メモ:管理下システム上の仮想デバイスドライブ文字は、管理ステーション上の物理ドライブ文字とは一致しません。