Users Guide
例
l racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIpAddress 10.35.10.100
cfgNicIp アドレス 設定パラメータ(オブジェクト)の値を 10.35.10.110 に設定します。この IP アドレスオブジェクトは cfgLanNetworking グループにあります。
l racadm config -f myrac.cfg
DRAC 5 を設定または再設定します。myrac.cfg ファイルは getconfig コマンドから作成できます。myrac.cfg ファイルは、構文解析ルールに従って手動で編集することもできます。
getconfig
getconfig サブコマンドの説明
getconfig サブコマンドを使うと、DRAC 5 設定パラメータを個別に取得することも、RAC 設定グループをすべて取得して 1 つのファイルに保存することもできます。
入力
表A-6 に、getconfig サブコマンドオプションについて説明します。
表 A-6.getconfigサブコマンドオプション
出力
このサブコマンドは、次の場合にエラー出力を生成します。
l 無効な構文、グループ名、オブジェクト名、インデックス、またはその他の無効なデータベースメンバー
l racadm CLI トランスポートエラー
エラーが発生しなければ、指定した設定の内容が表示されます。
例
l racadm getconfig -g cfgLanNetworking
cfgLanNetworking グループ内の設定プロパティ(オブジェクト)をすべて表示します。
メモ:myrac.cfg ファイルにはパスワード情報は含まれていません。この情報をファイルに含めるには、手動で入力する必要があります。設定時に myrac.cfg ファイルからパス
ワード情報を削除する場合は、-p オプションを使用します。
メモ:ファイルを指定しないで -f オプションを使用すると、ファイルの内容が端末画面に出力されます。
オプ
ション
説明
-f
-f <
ファイル名
> オプションは、全 RAC 設定を設定ファイルに書き込むようにgetconfig に指示します。このファイルは config サブコマンドを使った一括設定用に使用できます。
メモ: -f オプションでは cfgIpmiPet と cfgIpmiPef グループのエントリは作成されません。cfgIpmiPet グループをファイルに取り込むためのトラップ先を少なくとも 1 つ設定する必
要があります。
-g
-g <
グループ名
> (グループ) オプションを使用すると、単一グループの設定を表示できます。グループ名 は、racadm.cfg ファイルで使用されているグループの名前です。グル
ープがインデックス付きグループの場合は、-i オプションを使用してください。
-h
-h (ヘルプ) オプションは、使用可能な設定グループすべてを表示します。このオプションは、正確なグループ名を覚えていない場合に便利です。
-i
-i <
インデックス
> (インデックス) オプションは、インデックス付きのグループのみに有効で、固有のグループを指定できます。<
インデックス
> は 1 ~ 16 の 10 進数です。-i <
インデックス
> を指定しなければ、複数のエントリを含んだテーブルのグループに 1 の値が想定されます。インデックスは「名前付き」の値ではなく、インデックス値で指定されます。
-o
オブジェクトオプションの -o <
オブジェクト名
> は、クエリで使用するオブジェクト名を指定します。このオプションは省略可能で、-g オプションと一緒に使用できます。
-u
ユーザー名オプションの -u <
ユーザー名
> (ユーザー名)オプションを使用すると、指定したユーザーの設定を表示できます。<
ユーザー名
> オプションはユーザーのログインユー
ザー名です。
-v
-v オプションは、プロパティの表示で追加の詳細情報を表示するために、-g オプションと一緒に使用します。