Users Guide
コンソールリダイレクトセッションを開くと、Dell デジタル KVM 表示アプリケーションが起動され、リモートシステムのデスクトップがビューアに表示されます。このデジタル KVM 表示アプリケーションを
使用すると、ローカルまたはリモートの管理ステーション からシステムのマウスおよびキーボード機能を制御することができます。
コンソールリダイレクトセッションを開始するには、次の手順を実行します。
1. 管理ステーションで、対応ウェブブラウザを開いて DRAC 5 にログインします。詳細については、ウェブベースインタフェースへのアクセスを参照してください。
2. システム ツリーで、システム をクリックして、コンソール タブで コンソールリダイレクト をクリックします。
3. コンソールリダイレクト ページで、表10-4 の情報を使用してコンソールリダイレクトセッションが使用可能であることを確認します。
表 10-4.コンソールリダイレクトページの情報
コンソールリダイレクト ページには、表10-5 に示すボタンがあります。
表 10-5.コンソールリダイレクトページのボタン
4. 新しいコンソールを開くには、接続 をクリックします。
Firefox ブラウザを使用している場合は、JNLP ファイルを開くか保存するように求められます。このファイルは、Java Web Start Launcher を使用して開くことができます。JNLP ファイルを
保存する場合は、セッションを切断する前に手動で開きます。いったんセッションを切断すると、保存した JNLP ファイルを確認できません。Internet Explorer を使用している場合、JNLP ファ
イルはインターネット一時ファイルフォルダにキャッシュされ、Java Web Start Launcher を使用して自動的に実行されます。
コンソールを使い終わり、(リモートシステムのログアウト手順を使用して)ログアウトすると、コンソールリダイレクトページで 切断 をクリックするかビューアを終了します。
管理ステーションが DRAC 5 に接続されて、リモートシステムのデスクトップが Dell デジタル KVM 表示アプリケーションに表示されます。
5. リモートシステムのデスクトップにマウスポインタが 2 つ表示された場合は、管理ステーションとリモートシステムのマウスポインタを同期させてください。マウスポインタの同期 を参照してくださ
い。
ローカルビデオを有効または無効にする
メモ: コンソールリダイレクトプラグインをインストールして実行することを指示するセキュリティ警告が表示された場合は、プラグインの真正性を確認した後 はい をクリックしてプラグインをインス
トールし、実行してください。Firefox を実行している場合は、ブラウザを再起動してから ステップ 1 に進みます。
プロパティ
説明
コンソールリダイレクト有効
はい / いいえ
ビデオ暗号 化有効
はい / いいえ
ローカルサーバービデオ有効
はい / いいえ
状態
接続または切断
最大セッション数
サポートされるコンソールリダイレクトセッションの最大数
アクティブセッション数
現在アクティブなコンソールリダイレクトセッションの数
プラグインタイプ
コンソールコンソールリダイレクトの設定 ページで選択したプラグインタイプ。
コンソール共有のためのデフォルト
アクセス
1 番目のユーザーがコンソールに接続されている時に、2 番目のユーザーの要求に対する、コンソール共有アクセス権限のデフォルトタイプです。アクセス
のパーミッションは次の通りです。
l アクセス不可 - 2 番目のユーザーにアクセスが拒否されることを示します。
l 読み取り 専用 アクセス - 2 番目のユーザーに対する読み取り専用アクセスを示します。
l 完全アクセス - 2 番目のユーザーに対する完全なアクセスを示します。
ボタン
定義
更新
コンソールリダイレクトの設定 ページを再ロードします。
接続
目的のリモートシステムでコンソールリダイレクトセッションを開始します。
印刷
コンソールリダイレクトの設定 ページを印刷します。
メモ: DRAC 5 は 4 つの同時コンソールリダイレクトをサポートします。セッションを開いているときに、別のユーザーが同じ管理下システムで別のセッションを開こうとすると、ユーザー
にアクセス権限を付与するかどうかを求めるリクエストが送信されます。アクセス権限は許可または拒否できます。30 秒以内にアクセス権限を許可しないと、リクエストは無効になりま
す。
メモ: 次の手順の途中で セキュリティ警告 ウィンドウが表示された場合は、その内容を読んでから、はい をクリックして続行します。