Users Guide
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DRAC 5 ユーザーの追加と設定
Dell Remote Access Controller 5 ファームウェアバージョン 1.60 ユーザーズガイド
RACADM ユーティリティを使用した DRAC5ユーザーの設定
DRAC 5 でシステムを管理し、システムのセキュリティを保持するには、特定の管理パーミッションを持つ一意なユーザー(または役割ベースの権限)を作成します。セキュリティを強化するために、特
定のシステムイベントが発生したときに特定のユーザーに E-メールで警告を送るように設定することもできます。
DRAC 5 ユーザーを追加して設定するには:
1. システム ツリーを拡張し、リモートアクセス をクリックします。
2. 設定 タブをクリックし、ユーザー をクリックします。
ユーザー ページが開いて、各ユーザーの 状態、ユーザー名、RAC 権限、IPMI LAN 権限、IPMI シリアル権限、シリアルオーバー LANが表示されます。
3. ユーザー ID 列で、ユーザー ID をクリックします。
4. ユーザーメインメニュー ページでは、ユーザーの設定し、ユーザー証明書のアップロード、既存のユーザー証明書の表示、信頼される認証局(CA)の証明書のアップロード、信頼される CA
証明書の表示を行うことができます。
ユーザーの設定 を選択して 次へ をクリックすると、ユーザー設定 ページが表示されます。詳細については、手順 5 を参照してください。
スマートカードの設定 セクションのオプションを選択した場合は、表5-1 を参照してください。
5. ユーザーの設定 ページで、ユーザーのプロパティと権限を設定します。
表5-2 には、新規または既存の DRAC ユーザー名とパスワードを設定するための 全般 設定を示します。
表5-3 には、ユーザーの LAN 権限を設定するための IPMI ユーザー権限を示します。
表5-4 には、IPMI ユーザー権限 と DRAC ユーザー権 限を設定するための ユーザーグループパーミッション を示します。
表5-5 には、DRAC グループパーミッションを示します。管理者、パワーユーザー、ゲストユーザーに DRAC ユーザー権限を追加すると、DRAC グループ は カスタム グループに変更さ
れます。
6. 完了したら、変更の適用 をクリックします。
7. ユーザーの設定 ページの適切なボタンをクリックして続行します。 表5-6 を参照してください。
表 5-1.スマートカード設定セクションのオプション
表 5-2.一般プロパティ
メモ:次の手順を実行するには、DRAC 5 の設定パーミッションが必要です。
オプション
説明
ユーザー証明書のアップロード
ユーザー証明書を DRAC にアップロードしてユーザープロファイルにインポートできます。
ユーザー証明書の表示
DRAC にアップロードされたユーザー証明書のページを表示します。
信頼される CA 証明書のアップロ
ード
信頼される CA 証明書を DRAC にアップロードしてユーザープロファイルにインポートできます。
信頼される CA 証明書の表示
DRAC にアップロードされた信頼される CA 証明書を表示します。信頼される CA 証明書は、ユーザーに証明書を発行することを許可されている CA が発行し
たものです。
プロパティ
説明
ユーザー ID
16 ある設定済みユーザー ID から指定します。
ユーザールートの情報を編集する場合、このフィールドは静的です。ルートのユーザー名は編集できません。
ユーザーを有効にする
ユーザーが DRAC 5 にアクセスできるようにします。選択しないと、ユーザー名を変更できません。
ユーザー名
DRAC 5 ユーザー名を 16 文字以内で指定します。各ユーザーは一意のユーザー名を持つ必要があります。