Users Guide
RACADM 構文概要
racadm -r <RAC IP
アドレス
> -u <
ユーザー名
> -p <
パスワード
> <
サブコマンド
> <
サブコマンドオプション
>
racadm -i -r <RAC IP
アドレス
> <
サブコマンド
> <
サブコマンドオプション
>
たとえば、次のとおりです。
racadm -r 192.168.0.120 -u root -p calvin getsysinfo
racadm -i -r 192.168.0.120 getsysinfo
RAC の HTTPS ポート番号をデフォルトポート(443)以外のカスタムポートに変更した場合は、次の構文を使用します。
racadm -r <RAC IP
アドレス
>:<
ポート
> -u <
ユーザー名
> -p <
パスワード
> <
サブコマンド
> <
サブコマンドオプション
>
racadm -i -r <RAC IP
アドレス
>:<
ポート
> <
サブコマンド
> <
サブコマンドオプション
>
RACADM オプション
表4-19 に、racadm コマンドのオプションを示します。
表 4-19.racadmコマンドオプション
RACADM リモート機能を有効または無効にする
racadm リモート機能はデフォルトで有効になっています。無効になっている場合は、次の racadm コマンドを入力して有効にします。
racadm config -g cfgRacTuning -ocfgRacTuneRemoteRacadmEnable1
リモート機能を無効にするには、次のように入力します。
racadm config -g cfgRacTuning -ocfgRacTuneRemoteRacadmEnable0
RACADM サブコマンド
表4-20 に、RACADM で実行できる各racadm サブコマンドを示します。構文と有効なエントリを含む racadm サブコマンドの詳細リストについては、RACADMサブコマンドの概要を参照してくださ
い。
RACADM サブコマンドを入力するときは、コマンドに racadm を前付けしてください。たとえば、次のとおりです。
racadm help
表 4-20.RACADMサブコマンド
オプション
説明
-r <racIpAddr>
-r <racIpAddr>:<
ポート番号
>
コントローラのリモート IP アドレスを指定します。
DRAC 5 ポート番号がデフォルトポート(443)出ない場合は、:<ポート番号> を使用します。
-i
インタラクティブにユーザーのユーザー名とパスワードを問い合わせるように racadm に指示します。
-u <ユーザー名>
コマンドのトランザクションの認証に使用するユーザー名を指定します。-u オプションを使用すると、-p オプションも必要になり、-i オプション(インタラクティブ)は
使用できなくなります。
-p <パスワード>
コマンドのトランザクションを認証するパスワードを指定します。-p オプションを使用すると、-i オプションは使用できなくなります。
-S
racadm が無効な証明書エラーをチェックするように指定します。racadm は無効な証明書を検出した場合にコマンドの実行を停止して、エラーメッセージを表
示します。
メモ:これらのコマンドはローカルシステムで実行することをお勧めします。
コマンド
説明
help
DRAC 5 サブコマンドを一覧表示します。
help <
サブコマンド
>
指定したサブコマンドの使用ステートメントを一覧にします。