Users Guide
2. E-メール警告を有効にします。
コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力し、各コマンドの後で <Enter> を押します。
racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertEnable -i 1 1
1 と 1 は、それぞれ E-メール送信先のインデックスと、有効 / 無効の選択です。
E-メールの送信先インデックスは 1 ~ 4 の値が可能です。有効 / 無効の選択は、1(有効)または 0(無効)です。
たとえば、PET をインデックス 4 で有効にするには、次のコマンドを入力します。
racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertEnable -i 4 1
3. E-メール設定を指定します。
コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力して <Enter> を押します。
racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertAddress -i 1 <E-
メールアドレス
>
1 は E-メール送信先のインデックスで、<E-
メールアドレス
> はプラットフォームイベント警告の送信先の E-メールアドレスです。
カスタムメッセージを設定するには、コマンドプロンプトに次の内容を入力し、<Enter> を押します。
racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertCustomMsg -i 1 <
カスタムメッセージ
>
ここで、1 は E-メール宛先インデックスで <
カスタムメッセージ
> はカスタムメッセージです。
E-メール警告のテスト
RAC E-メール警告機能を使用すると、ユーザーは管理下システムで重大なイベントが発生したときに E-メール警告を受信できます。次の例は、RAC がネットワークで正しく E-メール
警告を送信できるかどうかを確認するために、E-メール警告機能をテストする方法を示しています。
racadm testemail -i 2
RAC SNMP トラップ警告機能のテスト
RAC SNMP トラップ警告機能を使用すると、管理下システム上で発生したシステムイベントのトラップを SNMP トラップリスナー設定で受信できます。
次の例で、ユーザーが RAC の トラップ警告機能をテストする例を示します。
racadm testtrap -i 2
RAC SNMP トラップ警告機能をテストする前に、SNMP とトラップの設定が正しく設定されていることを確認してください。これらの設定の指定方法については、testtrapと testemail のサブコマンド
の説明を参照してください。
よくあるお問い合わせ(FAQ)
どうして次のメッセージが表示されるのでしょうか?
リモートアクセス: SNMP 認証エラー
検出作業の一部として、IT Assistant はデバイスの get と set コミュニティ名の確認を試みます。IT Assistant には、コミュニティ名 = public 取得と コミュニティ名 = private の設定があ
ります。DRAC5 エージェントのコミュニティ名はデフォルトで public です。IT Assistant が set 要求を送信するとき community = public からの要求しか受け入れないので、DRAC 5 エージ
ェントは SNMP 認証エラーを生成します。
DRAC 5 コミュニティ名は RACADM を使って変更できます。
DRAC 5 コミュニティ名を表示するには、次のコマンドを使用します。
racadm getconfig -g cfgOobSnmp
DRAC 5 コミュニティ名を設定するには、次のコマンドを使用します。
racadm config -g cfgOobSnmp -o cfgOobSnmpAgentCommunity <
コミュニティ名
>
SNMP 認証トラップの生成を防止するには、エージェントに受け入れられるコミュニティ名を入力する必要があります。DRAC 5 では 1 つしかコミュニティ名を許可しないので、同じ get と set コミュニ
ティ名をIT Assistant の検出設定用に使用しなければなりません。
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メモ:E-メール警告機能のテストを行う前に、SMTP と E-メール警告 設定が指定されていることを確認してください。詳細については、E-メール警告の設定 を参照してください。