Users Guide
プラットフォームイベントの設定では、リモートアクセスデバイスが特定のイベントメッセージに応答して、選択した処置を実行するように指定できます。これらの動作には、再起動、電源の入れ直し、電源
オフ、電力の低減、警告のトリガ(プラットフォームイベントトラップ [PET] や E-メール)などがあります。
フィルタ可能なプラットフォームイベントには、以下のようなイベントがあります。
l ファンプローブエラー
l バッテリプローブ警告
l バッテリプローブエラー
l 離散的電圧プローブエラー
l 温度プローブ警告
l 温度プローブエラー
l シャーシイントルージョン検出
l 冗長性低下
l 冗長性喪失
l プロセッサ警告
l プロセッサエラー
l プロセッサ不在
l PS/VRM/D2D 警告
l PS/VRM/D2D エラー
l 電源装置の不在
l ハードウェアログエラー
l 自動システム回復
l システム電源プローブ警告
l システム電源プローブエラー
プラットフォームイベント(ファンプローブエラーなど)が発生すると、システムイベントが生成されてシステムイベントログ(SEL)に記録されます。このイベントがウェブベースインタフェースのプラットフォ
ームイベントフィルタリストにあるプラットフォームイベントフィルタ(PEF)と一致し、このフィルタが警告(PET または E-メール)を生成するように設定されていると、PET または E-メール警告が 1 つまた
は複数の宛先に送信されます。
同じプラットフォームイベントフィルタで別の動作(システムの再起動など)を実行するように設定すると、その動作が行われます。
プラットフォームイベントフィルタ(PEF) の設定
プラットフォームイベントトラップまたは E-メール警告を設定する前に、プラットフォームのイベントフィルタを設定します。
ウェブユーザーインタフェースを使った PEF の設定
1. 対応ウェブブラウザを使ってリモートシステムにログインします。ウェブベースインタフェースへのアクセス を参照してください。
2. 警告管理 タブをクリックして、プラットフォームイベント をクリックします。
3. グローバル警告を有効にします。
a. 警告管理 をクリックして、プラットフォームイベント を選択します。
b. プラットフォームイベントフィルタ警告を有 効にする チェックボックスを選択します。
4. プラットフォームイベントフィルタの設定 で プラットフォームイベントフィルタ警告を有 効にする チェックボックスを選択して 変更の適用 をクリックします。
5. プラットフォームイベントフィルタリスト で、設定するフィルタをクリックします。
6. プラットフォームイベントの設定 ページで適切な選択を行った後、変更の 適用 をクリックします。
RACADM CLI を使った PEF の設定
1. PEF を有効にします。
コマンドプロンプトを開いて次のコマンドを入力し、<Enter> を押します。
メモ:設定されている有効な宛先(PET または E-メール)に警告を送信するためには、警告の生成 を有効にする必要があります。