Users Guide
getconfig
getconfig サブコマンドの説明
getconfig サブコマンドを使うと、DRAC 5 設定パラメータを個別に取得することも、RAC 設定グループをすべて取得して 1 つのファイルに保存することもできます。
入力
表A-6 に、getconfig サブコマンドオプションについて説明します。
表 A-6getconfigサブコマンドオプション
出力
このサブコマンドは、次の場合にエラー出力を生成します。
l 無効な構文、グループ名、オブジェクト名、インデックス、またはその他の無効なデータベースメンバ
l racadm CLI トランスポートエラー
エラーが発生しなければ、指定した設定の内容が表示されます。
例
l racadm getconfig -g cfgLanNetworking
cfgLanNetworking グループ内の設定プロパティ(オブジェクト)をすべて表示します。
l racadm getconfig -f myfile.cfg
すべてのグループ設定オブジェクトを RAC から myrac.cfg に保存します。
l racadm getconfig -h
DRAC 5 上で使用可能な設定グループのリストを表示します。
l racadm getconfig -u root
root という名前のユーザーの設定プロパティを表示します。
l racadm getconfig -g cfgUserAdmin -i 2 -v
メモ: myrac.cfg ファイルにはパスワード情報は含まれていません。この情報をファイルに含めるには、手動で入力する必要があります。設定時に myrac.cfg ファイルからパス
ワード情報を削除する場合は、-p オプションを使用します。
メモ: ファイルを指定しないで -f オプションを使用すると、ファイルの内容が端末画面に出力されます。
オプ
ション
説明
-f
-f <ファイル名 > オプションは、全 RAC 設定を設定ファイルに書き込むようにgetconfig に指示します。このファイルはconfig サブコマンドを使った一括設定用に使用できます。
メモ: -f オプションでは cfgIpmiPet と cfgIpmiPef グループ用のエントリは作成されません。cfgIpmiPet グループをファイルに取り込むためのトラップ先を少なくとも 1 つ設定す
る必要があります。
-g
-g <グループ名>(グループ オプション)を使用すると、単一グループの設定を表示できます。グループ名 は、racadm.cfg ファイルで使用されているグループの名前です。グル
ープがインデックス付きグループの場合は、-i オプションを使用してください。
-h
-h(ヘルプ)オプションは、使用可能な設定グループすべてを表示します。このオプションは、正確なグループ名を覚えていない場合に便利です。
-i
-i <インデックス>(インデックス オプション)は、インデックス付きのグループのみに有効で、固有のグループを指定できます。<インデックス> は 1 ~ 16 の 10 進数です。-i <イ
ンデックス> を指定しなければ、グループに 1 の値が想定されます。これは複数のエントリを含んだテーブルです。この場合、インデックスは「名前付き」の値ではなく、インデックス値
で指定されます。
-o
オブジェクトオプションの -o <オブジェクト名> は、クエリで使用するオブジェクト名を指定します。このオプションは省略可能で、-g オプションと一緒に使用できます。
-u
ユーザー名オプションの -u <ユーザー名>(ユーザー名 オプション)を使用すると、指定したユーザーの設定を表示できます。<ユーザー名 > オプションはユーザーのログインユー
ザー名です。
-v
-v オプションは、プロパティの表示で追加の詳細情報を表示するために、-g オプションと一緒に使用します。