Users Guide
serveraction
表A-27 に、serveraction サブコマンドについて説明します。
表 A-27serveraction
概要
racadm serveraction <処置>
説明
serveraction サブコマンドを使うと、ホストシステムの電源管理を行うことができます。 表A-28 で、serveraction 電源管理オプションについて説明します。
表 A-28serveractionサブコマンドオプション
出力
serveraction サブコマンドは、要求された動作が実行できなかった場合にエラーメッセージを表示し、要求された動作が正常に完了した場合は成功のメッセージを表示します。
対応インタフェース
l ローカル RACADM
l リモート RACADM
l telnet/ssh/シリアル RACADM
getraclog
表A-29 で、racadm getraclog コマンドについて説明します。
表 A-29getraclog
注意: このコマンドは現在の RAC の現在の 設定値を削除し、RAC とシリアル設定を元のデフォルト設定に戻します。リセット後のデフォルト名 とパスワードはそれぞれroot と
calvin で、IP アドレスは 192.168.0.120 です。ネットワーククライアント(対応ウェブブラウザ、telnet/ssh、リモート RACADM など)から racresetcfg を発行する
場合は、デフォルトの IP アドレスを使用する必要があります。
メモ: このサブコマンドはまた、シリアルインタフェースもデフォルトボーレート (57600) と COM ポートに戻します。シリアルポートを通して RAC にアクセスするためにサーバー用の
BIOS 設定画面でシリアル設定を再設定することが必要になる場合があります。
メモ: このコマンドを使用するには、サーバー制御コマンドの実行 パーミッションが必要です。
サブコマンド
定義
serveraction
管理下システムのリセットまたは電源オン / オフ / サイクルを実行します。
文字列
定義
<処置>
処置を指定します。<処置> の文字列のオプションは以下のとおりです。
l powerdown - 管理下システムの電源を切ります。
l powerup - 管理下システムの電源を入れます。
l powercycle - 管理下システムの電源を入れ直します。この動作は、システムのフロントパネルの電源ボタンを押してシステムの電源を入れ直すのと同様です。
l powerstatus - サーバーの現在の電源状態を表示します(「オン」または「オフ」)。
l hardreset - 管理下システムのリセット(再起動)を行います。
メモ: このコマンドを使うには、DRAC 5 へのログイン パーミッションが必要です。