Users Guide
DRAC 5 ユーザーの削除
RACADM を使用している場合は、ユーザーを手動で個別に無効にする必要があります。設定ファイルを使用してユーザーを削除することはできません。
次の例では、RAC ユーザーの削除に使用できるコマンド構文を示します。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminUserName -i <インデックス> ""
二重引用符に囲んだヌル文字列 ("") は、DRAC 5 に指定したインデックスからユーザー設定を削除し、ユーザー設定を工場出荷時のデフォルトに戻すように指示します。
電子メール警告のテスト
RAC 電子メール警告機能を使用すると、管理下システムで重大イベントが発生したときに電子メール警告を受信できます。次の例は、RAC がネットワークで正しく電子メール警告を送信
できるかどうかを確認するために、電子メール警告機能をテストする方法を示しています。
racadm testemail -i 2
RAC SNMP トラップ警告機能のテスト
RAC SNMP トラップ警告機能を使うと、SNMP トラップリスナー設定で管理下システム上で発生したシステムイベントのトラップを受信することができます。
次の例で、ユーザーが RAC の トラップ警告機能をテストする例を示します。
racadm testtrap -i 2
RAC SNMP トラップ警告機能をテストする前に、SNMP とトラップの設定が正しく設定されていることを確認してください。これらの設定の指定方法については、「testtrap」 と「testemail」 のサブコ
マンドの説明を参照してください。
DRAC 5 ユーザーに権限を与える
ユーザーに特定の管理権限(ロールベースの権限)を与えるには、まず「作業を開始する前に」で説明する手順に従って、使用可能なユーザー索引を探します。その後、新しいユーザー名とパスワード
を使用して次のコマンドラインを入力します。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPrivilege -i <インデックス> <ユーザー権限ビットマスク値>
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メモ: 電子メール警告機能のテストを行う前に、SMTP と電子メール警告 設定が指定されていることを確認してください。 詳細については、「電子メール警告の設定」を参照してください。
メモ: 特定のユーザー権限に有効なビットマスク値については、「表B-2」のリストを参照してください。デフォルトの権限値は 0 で、これはユーザーの権限が有効になっていないことを示しま
す。