Users Guide
このファイルを使用して会社全体の変更をダウンロードしたり、ネットワーク上で新しいシステムを設定したりできます。
DRAC 5 ネットワークプロパティの設定
使用可能なネットワークプロパティのリストを生成するには、次のように入力します。
racadm getconfig -g cfgLanNetworking
DHCP を使用して IP アドレスを取得するには、次のコマンドを使って cfgNicUseDhcp オブジェクトを記述し、この機能を有効にします。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicUseDHCP 1
これらのコマンドは、起動時にオプション ROM で <Ctrl><e> を入力するように求められるのと同じ設定機能を持ちます。オプション ROM を使用したネットワークプロパティの設定については、
「DRAC 5 ネットワークプロパティの設定」を参照してください。
次に、LAN ネットワークプロパティを設定するコマンドの使用例を示します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicEnable 1
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIpAddress 192.168.0.120
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicNetmask 255.255.255.0
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicGateway 192.168.0.120
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicUseDHCP 0
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServersFromDHCP 0
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 192.168.0.5
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 192.168.0.6
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSRegisterRac 1
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSRacName RAC-EK00002
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSDomainNameFromDHCP 0
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSDomainName MYDOMAIN
DRAC モード
DRAC 5 は次の 3 つのモードのいずれかに設定できます。
l 専用
l 共有
l 共有とフェールオーバー
表4-21 に、各モードについて説明します。
表 4-21DRAC5NICの設定
よくあるお問い合わせ(FAQ)
DRAC5の Web インタフェースにアクセスすると、SSL 証明書のホスト名が DRAC5.のホスト名と一致しないというセキュリティ警告が表示されます。
ウェブインタフェースとリモート racadm 機能のネットワークセキュリティを確保するため、DRAC5にはデフォルトの DRAC5サーバー証明書が含まれています。デフォルトの証明書は、DRAC5
のホスト名(たとえば IP アドレス)と一致しない DRAC5デフォルト証明書 に発行されているため、この証明書を使用すると、ウェブブラウザにセキュリティ警告が表示されます。
このセキュリティ問題に対処するには、DRAC5デフォルト証明書 の IP アドレスに発行された DRAC5デフォルト証明書 サーバー証明書をアップロードします。証明書の発行に必要な CSR を生成
メモ: "Anchor" は内部用語です。ファイルには使用しないでください。
メモ: cfgNicEnable を 0 に設定すると、DHCP が有効になっていても DRAC LAN は無効になります。
モード
説明
専用
DRAC は、ネットワークトラフィックに対して独自の NIC (RJ-45 コネクタ) と BMC MAC アドレスを使用します。
共有
DRAC はプレーナで Broadcom LOM1 を使用します。
共有とフェールオーバー
DRAC は Broadcom LOM1 と LOM2 をフェールオーバー用のチームとして使用します。チームは BMC MAC アドレスを使用します。