Users Guide
詳細については、「DRAC5の GUI を使ったネットワークセキュリティの設定」を参照してください。
RACADM のリモート使用
RACADM CLI には、管理下システムに接続し、リモートコンソールまたは管理ステーションから racadm サブコマンドを実行できるリモート機能オプション(-r)があります。リモート機能を使用するに
は、有効なユーザー名(-u オプション)、パスワード(-p オプション)、および管理下システムの IP アドレスが必要です。
セキュリティ警告:証明書が無効です - 証明書の名前が無効かサイト名と一致しません
実行を継続します。証明書関連のエラーが発生したときに racadm に実行を停止するには、-S オプションを使用します。
racadm はコマンドの実行を続行します。ただし、-S オプションを使用した場合は、racadm がコマンドの実行を停止し、次のメッセージを表示します。
セキュリティ警告:証明書が無効です - 証明書の名前が無効かサイト名と一致しません
Racadm はコマンドの実行を続行しません。
エラー:指定した IP アドレスの RAC に接続できません。
racadm getconfig -f <ファイル名>
または
racadm sslcertupload -t 1 -f c:\cert\cert.txt サブコマンド
RACADM 構文概要
racadm -r <RAC IP アドレス> -u <ユーザー名> -p <パスワード> <サブコマンド> <サブコマンドオプション>
racadm -i -r <RAC IP アドレス> <サブコマンド> <サブコマンドオプション>
例:
racadm -r 192.168.0.120 -u root -p calvin getsysinfo
racadm -i -r 192.168.0.120 getsysinfo
RAC の HTTPS ポート番号をデフォルトポート (443) 以外のカスタムポートに変更した場合は、次の構文を使用します。
racadm -r <RAC IP アドレス>:<ポート> -u <ユーザー名> -p <パスワード> <サブコマンド> <サブコマンドオプション>
racadm -i -r <RAC IP アドレス>:<ポート> <サブコマンド> <サブコマンドオプション>
RACADM オプション
表4-19 に、racadm コマンドのオプションを示します。
表 4-19racadmコマンドオプション
詳細設
定
ネットワークセキュリティ ページを表示します。
変更の
適用
ネットワーク設定に加えた変更を保存します。
メモ: NIC の IPアドレス設定を変更すると、アクティブなユーザーセッションがすべて閉じられるため、ユーザーはアップデート後の IPアドレス設定を使って DRAC 5 ウェブベースインタ
フェースに再び接続する必要があります。その他の変更では NIC をリセットする必要があり、このため接続が一時的に途絶える場合があります。
メモ: RACADM のリモート機能を使用する前に、DRAC 5 の IP アドレスを設定してください。DRAC 5 の設定方法の詳細および関連情報については、「DRAC 5 の基本インストール」を参照
してください。
メモ: リモートシステムにアクセスしているシステムのデフォルト証明書ストアに DRAC 証明書がない場合は、racadm コマンドを入力したときにメッセージが表示されます。
メモ: racadm リモート昨日は、管理ステーションだけでサポートされています。詳細については、デルサポートサイト support.dell.com/manuals にある『Dell システムソフトウェアサポー
トマトリックス』を参照してください。
メモ: racadm リモート機能を使うとき、ファイル操作を含む racadm サブコマンドを使用する対象となるフォルダへの書き込み権限が必要です。例:
オプション
説明
-r <racIpAddr>
コントローラのリモート IP アドレスを指定します。