Users Guide
概要
racadm config [-c|-p] -f <ファイル名>
racadm config -g <グループ名> -o <オブジェクト名> [-i <インデックス>] <値>
対応インタフェース
l ローカル RACADM
l リモート RACADM
l telnet/ssh/シリアル RACADM
説明
config サブコマンドでは、ユーザーは DRAC 5 設定パラメータを個別に設定したり、設定ファイルの一部として一括して設定することができます。データが異なる場合は、その DRAC 5 オブジェク
トが新しい値で書き込まれます。
入力
表 A-5 に、config サブコマンド オプションについて説明します。
表 A-5. config サブコマンドオプションと説明
出力
このサブコマンドは、次の場合にエラー出力を生成します。
l 無効な構文、グループ名、オブジェクト名、索引、またはその他の無効なデータベースメンバ
l racadm CLI エラー
このサブコマンドは、.cfg ファイル内にあるオブジェクトの総数のうちいくつの設定オブジェクトが書き込まれたかを示す数値を返します。
例
l racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIpAddress 10.35.10.100
cfgNicIpAddress 設定パラメータ(オブジェクト)の値を 10.35.10.110 に設定します。この IP アドレスオブジェクトは cfgLanNetworking グループにあります。
サブコマンド
定義
config
DRAC 5 を設定します。
getconfig
DRAC 5 の設定データを取得します。
メモ: -f と -p オプションは、シリアル/telnet/ssh コンソールではサポートされていません。
オプシ
ョン
説明
-f
-f <ファイル名> オプションは、config が <
ファイル名
> で指定したファイルの内容を読み込んで DRAC 5 を設定するようにします。ファイルの内容は 「構文解析規則」で指定した
形式のデータでなければなりません。
-p
パスワード オプションである -pは、設定が完了した後、config に config ファイル -f <ファイル名> に含まれているパスワード エントリを削除させます。
-g
-g <グループ名>(グループオプション)は、-o オプションと一緒に使用する必要があります。<グループ名> は、設定するオブジェクトを含むグループを指定します。
-o
-o <オブジェクト名 > <Value>(オブジェクトオプション)は、-g オプションと一緒に使用する必要があります。このオプションは、文字列 <値> で書き込まれるオブジェクト名を指
定します。
-i
-i <インデックス>(インデックスオプション)はインデックス付きのグループのみに有効で、固有のグループを指定できます。 <index> は 1~16 の 10 進整数です。この場合、索
引は「名前付き」の値ではなく、索引値で指定されます。
-c
-c(チェックオプション)は config サブコマンドと一緒に使用し、ユーザーが .cfg ファイルの構文を解析して構文エラーを検出できるようにします。エラーが検出されたら、その行番号
とエラーの短い説明が表示されます。DRAC 5 への書き込みは行われません。このオプションはチェックのみです。