Users Guide
表 6-1. ロール(役割)グループのデフォルト権限
標準スキーマ Active Directory を有効にするには、次の 2 つの方法があります。
l DRAC 5 Web ベースのユーザーインタフェースを使用する。「標準スキーマ Active Directory と Web ベースのインタフェースを用いたDRAC 5 の設定 ウェブインタフェース」を参照してく
ださい。
l RACADM CLI ツールの使用。「標準スキーマ Active Directory と RACADM を用いた DRAC 5 の設定 RACADM」を参照してください。
DRAC 5 にアクセスするための標準スキーマ Active Directory の設定
Active Directory ユーザーが DRAC 5 にアクセスできるようにするには、まず次のステップを実行し、Active Directory を設定する必要があります。
1. Active Directory サーバー(ドメインコントローラ)で、Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインを開きます。
2. グループを作成するか、既存のグループを選択します。グループ名およびこのドメイン名は、ウェブベースインタフェースまたは RACADM のいずれかを使用して設定しなければなりません(「標
準スキーマ Active Directory と Web ベースのインタフェースを用いた DRAC 5 の設定 ウェブインタフェース」または「標準スキーマ Active Directory と RACADM を用いた DRAC 5
の設定 RACADMを参照)。
3. DRAC 5 にアクセスするには、Active Directory ユーザーを Active Directory グループのメンバーに追加します。
標準スキーマ Active Directory と Web ベースのインタフェースを用いたDRAC 5 の設定
ウェブインタフェース
1. サポートされているウェブブラウザのウィンドウを開きます。
2. DRAC 5 ウェブインタフェースにログインします。
3. システム ツリーを拡張し、リモートアクセス をクリックします。
4. 設定 タブをクリックして、Active Directory を選択します。
5. Active Directory メインメニュー ページで、Active Directory の設定 を選択し、次へ をクリックします。
ロール(役割)
グループ
デフォルトの権
限レベル
許可する権限
ビットマスク
ロールグループ
1
システム管理者
DRAC へのログイン、DRAC の設定、ユーザーの設定、ログのクリア、サーバー制御コマンドの実行、コンソールリダイレクトへの
アクセス、仮想メディアへのアクセス、テスト警告、診 断コマンドの実行
0x000001ff
ロールグループ
2
パワーユーザー
DRAC へのログイン、ログのクリア、サーバー制御コマンドの実行 、コンソールリダイレクトへのアクセス、仮想メディアへのアクセ
ス、テスト警告
0x000000f9
ロールグループ
3
ゲストユーザー
DRAC へのログイン
0x00000001
ロールグループ
4
なし
権限の割り当てなし
0x00000000
ロールグループ
5
なし
権限の割り当てなし
0x00000000
メモ: ビットマスク値を使用するのは、RACADM で標準スキーマを設定する場合に限ります。