Users Guide
表 4-10. 端末モード設定ページのボタン
ローカルシリアルポートまたは Telnet 管理ステーション(クライアントシステム)を使った管理下システムへ
の接続
管理下システムでは、システム上で DRAC 5 とシリアルポート間のアクセスを提供して、管理下システムの電源のオン、オフ、リセット、およびアクセスログを可能にします。
シリアルコンソールは、管理下システムの外部シリアルコネクタを通して DRAC で使用できます。1度にアクティブにできるシリアルクライアントシステム(管理ステーション)は 1 つだけです。telnet と
SSH コンソールは、DRAC モードで DRAC 5 で使用できます(「DRAC モード」を参照)。1 度に 4 つまでの telnet クライアントシステムと 4 つまでの SSH クライアントを接続できます。管理ステー
ションの管理下システムのシリアルまたh telnet コンソールへの接続には、管理ステーション端末エミュレーションソフトウェアが必要です。 詳細については、「管理ステーションのターミナルエミュレー
ションソフトウェアの設定」を参照してください。
以下の項では、次の方法を使った管理ステーションから管理下システムへの接続について説明します。
l 端末ソフトウェアと DB-9 またはヌルモデムケーブルを使用した管理下システムの外部シリアルポート
l 管理下システムの DRAC 5 NIC または共有チーム NIC を通して端末ソフトウェアを使った telnet 接続
シリアルコンソールの DB-9 またはヌルモデムケーブルの接続
シリアルテキストコンソールを使って DRAC/MC にアクセスするには、管理下システム上の COM ポートに DB-9 ヌルモデムケーブルを接続します。DB-9 ケーブルのすべてがこの接続に必要なピ
ン割り当て /信号を用意しているわけではありません。この接続に使用する DB-9 ケーブルは、表 4-11 の仕様に従っている必要があります。
表 4-11. DB-9 ヌルモデムケーブルに必要なピ割り当て
管理ステーションのターミナルエミュレーションソフトウェアの設定
DRAC 5 は、次のいずれかの端末エミュレーションソフトウェアを実行している管理ステーションから、シリアルまたは telnet のテキストコンソールをサポートしています。
l Xterm の Linux Minicom
l Hilgraeve の HyperTerminal Private Edition(バージョン 6.3)
l Xterm の Linux Telnet
l Microsoft®Telnet
使用するターミナルソフトウェアを設定するには、以下の項の手順に従ってください。Microsoft Telnet を使う場合は、設定は必要ありません。
新しいラインシーケンス
None、<CR-LF>、<NULL>、<CR>、<LF-CR>、または <LF> を選択します。
新しいラインシーケンスの入力
<CR> または<NULL> を選択します。
ボタン
説明
印刷
端末モード設定 ページを印刷します。
更新
端末モード設定 ページを更新します。
シリアルポート設定に戻る
シリアルポート設定 ページに戻ります。
変更の適用
端末モード設定の変更を適用します。
メモ: DB-9 ケーブルは BIOS テキストコンソールリダイレクトにも使用できます。
信号名
DB-9 ピン (7 ピン)
DB-9 ピン (ワークスステーションピン)
FG (Frame Ground)
-
-
TD (Transmit data)
3
2
RD (Receive Data)
2
3
RTS(Request To Send)
7
8
CTS(Clear To Send)
8
7
SG(Signal Ground)
5
5
DSR(Data Set Ready)
6
4
CD (Data Carrier Detect)
1
4
DTR(Data Terminal Ready)
4
1 と 6