Users Guide
1. システムの電源を入れるか、再起動します。
2. 次のメッセージが表示されたら、すぐに <F2> を押します。
<F2> = System Setup
3. スクロールダウンし、 シリアル通信 を選択して <Enter>. を押します。
4. シリアル通信 画面を次のように設定します。
外部シリアルコネクタ - リモートアクセスデバイス
起動後のリダイレクト - 無効
5. システムセットアップ プログラムの設定を完了するには、<Esc> を押して システムセットアップ プログラムを終了します。
リモートアクセスシリアルインタフェースの使用
RAC デバイスへのシリアル接続を確立するとき、次のインタフェースを使用できます。
l IPMI シリアルインタフェース 「IPMI リモートアクセスシリアルインタフェースの使用を参照してください。
l RAC シリアルインタフェース
RAC シリアルインタフェース
RAC ではまた、IPMI で定義されていない RAC CLI を提供するシリアルコンソールインタフェース(または RAC シリアルコンソール) もサポートされています。システムに、シリアルコンソール が有
効になっている RAC カードが含まれている場合、RAC カードは IPMI シリアル設定を上書きして、RAC CLI シリアルインタフェースを表示します。
RAC シリアル端末インターフェースを有効にするには、cfgSerialConsoleEnable プロパティを 1 (TRUE) に設定します。
次に、例を示します。
racadm config -g cfgSerial -o cfgSerialConsoleEnable 1
詳細については、「cfgSerialConsoleEnable(読み取り / 書き込み)」を参照してください。
表 4-1 にシリアルインタフェース設定を示します。
表 4-1. シリアルインタフェース設定
起動中に Linux をシリアルコンソールリダイレクト用に設定する
以下は Linux GRand Unified Bootloader (GRUB) 固有の手順です。別のブートローダを使用する場合も、同様の変更が必要になる可能性があります。
/etc/grub.conf ファイルを次のように編集します。
1. ファイルの 全般設定 セクションを見つけて、次の 2 行を追加します。
serial --unit=1 --speed=57600
terminal --timeout=10 serial
2. カーネル行に次の 2 つにオプションを追加します。
kernel .............console=ttyS1,57600
メモ: システムセットアップ プログラムの設定は、connect com2 コマンドと連携して行う必要があります。
IPMI モード
RAC シリアルコンソール
インタフェース
基本
無効
基本モード
基本
有効
RAC CLI
端末
無効
IPMI 端末モード
端末
有効
RAC CLI
メモ: クライアント VT100 エミュレーションウィンドウを設定するとき、リダイレクトコンソールを表示するウィンドウまたはアプリケーションを 25 行 x 80 列に設定し、適切なテキスト表示を確保
してください。この設定を行わないと、一部のテキスト画面が文字化けすることがあります。