Users Guide
l 作成される
l racadm getconfig -f <ファイル名>.cfg コマンドで取得する
l racadm getconfig -f <ファイル名>.cfg コマンドで取得した後、編集する
メモ: getconfig コマンドの詳細については、「getconfig」を参照してください
。
.cfg ファイルは、最初に解析が行われ、有効なグループとオブジェクト名があること、およびいくつかの単純な構文規則が守られていることが検証されます。エラーはエラーが検出された行番号でフ
ラグ指定され、その問題を説明した簡単なメッセージがあります。ファイル全体の整合性についての解析が終わると、すべてのエラーが表示されます。エラーが .cfg ファイルで見つかっても、
DRAC/MC には書き込まれません。設定する前に、すべてのエラーを訂正する必要があります。-c オプションは config サブコマンドで使用できます。これは構文のみを検証し、DRAC/MC への
書き込みを行いません。
.cfg ファイルを作成するときは、次のガイドラインに従ってください。
l パーサーがインデックス付けされたグループを見つけた場合、これはさまざまなインデックスとの差を表すアンカー付きオブジェクトの値です。
パーサーは、DRAC/MC からそのグループのすべてのインデックスを読み取ります。そのグループ内のオブジェクトはすべて、DRAC 5 を設定したときに簡単な変更が加えられたものです。
変更されたオブジェクトが新しいインデックスを表す場合、設定中にその DRAC 5 のインデックスが作成されます。
l .cfg ファイルでは、インデックスを選択して指定することはできません。
インデックスは作成と削除が繰り返されるため、グループは次第に使用中のインデックスと未使用インデックスで断片化してくる可能性があります。インデックスが存在する場合は、変更されま
す。インデックスが存在しない場合は、最初に使用できるインデックスが使用されます。この方法では、管理されているすべての RAC 間でインデックスを正確に一致させる必要のない場合
に、インデックス付きエントリを追加できるという柔軟性が得られます。新しいユーザーは、最初に使用可能なインデックスに追加されます。DRAC で正しく解析および実行される .cfg ファイ
ルは、すべてのインデックスがいっぱいで、新しいユーザーが追加される場合、正しく実行されない場合があります。
l まったく同じプロパティを持つすべての DRAC 5 カードの設定には、racresetcfg サブコマンドを使います。
racresetcfg サブコマンドを使って DRAC 5 を元のデフォルトに戻し、racadm config -f <ファイル名>.cfg を実行します。 command..cfg ファイルにすべての必要オブジェクト、
ユーザー、インデックス、およびその他のパラメータが入っていることを確認します。
構文解析規則
l 「#」で始まる行はすべてコメントとして扱われます。
コメント行は一列目から記述する必要があります。その他の列にある「#」の文字は単に # という文字として扱われます。
一部のモデムパラメータでは # をその文字列内に含むことができます。エスケープ文字は必要ありません。ユーザーは .cfg を racadm getconfig -f <ファイル名>.cfg コマンドから生成
し、racadm config -f <ファイル名>.cfg コマンドをエスケープ文字を追加せずに別の DRAC/MC に実行することができます)。
例:
#
# This is a comment (これはコメントです)
[cfgUserAdmin]
cfgUserAdminPageModemInitString=<モデムの初期文字列の # はコメントではありません>
l すべてのグループエントリは「[」と「]」の文字で囲む必要があります。
注意: racresetcfg サブコマンドを使用すると、データベースと DRAC 5 NIC は元のデフォルトの設定にリセットされ、ユーザーおよびユーザー設定はすべて削除されます。root ユー
ザーは使用可能ですが、その他のユーザーの設定もデフォルトにリセットされます。