Users Guide
DRAC 5 のネットワーク設定には、次のいずれかのツールを使用します。
l ウェブベースのインタフェース — 「『 の NIC の設定」を参照してください。
l RACADM CLI — 「cfgLanNetworking」を参照してください。
l Dell Remote Access Configuration Utility — 「DRAC 5 を使用するようにシステムを設定する」を参照してください。
DRAC 5 へのネットワークアクセス
DRAC 5 を設定した後、以下のいずれかのインタフェースを使って管理下システムにリモートアクセスできます。
l ウェブインタフェース
l RACADM
l Telnet コンソール
l SSH
l IPMI
表 4-15 に、各 DRAC 5 インタフェースを示します。
表 4-15 DRAC 5 インタフェース
対応ウェブブラウザ、または Server Administrator あるいは IT Assistant を使って DRAC NIC を通して DRAC 5 のウェブベースインタフェースにアクセスできます。
対応ウェブブラウザのリストは、Dellサポートホームページsupport.dell.comの「Dellシステムソフトウェアサポートメトリックス」を参照して下さい。
メモ: Linux 環境で DRAC 5 を展開する場合は、「RACADM のインストール」を参照してください
。
インタフェース
説明
ウェブインタフェ
ース
グラフィカルユーザーインタフェースを使って DRAC 5 にリモートアクセスできます。ウェブベースのインタフェースは DRAC5 ファームウェアに内蔵されており、管理ステーショ
ン上の対応ウェブブラウザから NIC インタフェースを通してアクセスします。
対応ウェブブラウザのリストは、Dellサポートホームページsupport.dell.comの「Dellシステムソフトウェアサポートメトリックス」を参照して下さい。
RACADM
コマンドラインインタフェースを使って DRAC 5 にリモートアクセスできます。RACADM は管理下システムの IP アドレスを使って RACADM コマンドを実行します (racadm リ
モート機能オプション [-r])。
メモ: racadm リモート昨日は、管理ステーションだけでサポートされています。対応ウェブブラウザのリストは、Dellサポートホームページsupport.dell.comの「Dellシ
ステムソフトウェアサポートメトリックス」を参照して下さい。
メモ: racadm リモート機能を使うとき、ファイル操作を含む racadm サブコマンドを使用する対象となるフォルダへの書き込み権限が必要です。例:
racadm getconfig -f <ファイル名>
または
racadm sslcertupload -t 1 -f c:\cert\cert.txt サブコマンド
Telnet コンソ
ール
DRAC 5 NIC 経由でのサーバーの RAC ポートへのアクセス、DRAC 5 NIC 経由でのハードウェア管理インタフェースへのアクセス、およびpowerdown、powerup、
powercycle、hardreset コマンドなどのシリアルおよび RACADM コマンドのサポートを提供します。
メモ: Telnet はすべてのデータ(パスワードも含めて)をテキスト形式で送信するプロトコルです。機密情報を送信する場合は、SSH インタフェースを使用してください。
SSH インタフェ
ース
高度なセキュリティ用の暗号化トランスポート層を使った telnet コンソールと同じ機能を提供します。
IPMI インタフ
ェース
DRAC 5 を通してリモートシステムの基本管理機能にアクセスできます。このインタフェースには IPMI オーバー LAN、IPMI オーバーシリアル、シリアルオーバー LAN が含
まれます。詳細については、『Dell OpenManage Baseboard Management Controllerユーザーズガイド』を参照してください。
メモ: DRAC 5 のデフォルトユーザー名は root でデフォルトパスワードはcalvin です
。